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キンリョウヘンの育て方|みつばち先生🐝
こんにちは、今回はキンリョウヘンの育て方をご紹介したいと思います。
キンリョウヘンってなんだ??と思われている方が多いと思います。
キンリョウヘン【金稜辺】とは…
中国原産の蘭。日本に持ち込まれ、明治時代には栽培が流行し、近年は派手な花の咲くシンビジュームが好まれ、地味な花のキンリョウヘンは園芸種としてはあまり人気がありません。近年、注目されている理由は、キンリョウヘンの花がニホンミツバチを誘引するため。
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今回キンリョウヘンなど蘭の販売をしている『うき洋蘭園』に研修に行ってきましたので、その内容を書きたいと思います。
【こんな人に読んでほしい!】
✅二ホンミツバチの養蜂に興味がある人
✅ハチミツが大好きな人
✅みつばちを愛している人
✅みつばち先生が好きな人w
キンリョウヘンの育て方|みつばち先生🐝
1.灌水の目安
キンリョウヘンの灌水のタイミングは、土が乾燥したらたっぷり水をあげます。
受け皿等は使わないで、台を準備し鉢の底は風通しを良くしておきます。
しっかり水をあげて、底の風通しを良くしておくと雑菌の繁殖を防ぐことができます。
でも、土が乾燥したかどうかは、わかりませんよね…
そんな時は、キンリョウヘンを鉢から土や根ごと引き抜いて土の状態を見ます。
キンリョウヘンの土の状態をしっかり観察することによって、灌水のタイミングを間違えません。
≪季節別の灌水方法≫
春:日が当たる野外に置いて、灌水や雨に任せる
夏:毎日たっぷり水をやる
秋:春と同様に基本的には自然に任せる
冬:土の状態を見てから灌水を行う
2.肥料
肥料は春と秋に追肥します。
固形肥料を使い、効果が3か月~6ヶ月程度継続するものを使用してください。
基本的には追肥を行った後は何もしなくてOKです。
前述した灌水を行い、花芽が育つのを待ちます。
3.温度管理
キンリョウヘンを普通に育てると春の終わり頃に開花します。
しかし、二ホンミツバチの分蜂は初春にあります。
そのために開花調整をしないといけません。
開花調整を行う上で、温度管理が欠かせません。
二ホンミツバチの誘引するため、開花の温度管理をご紹介します。
冬
霜に当たらない軒先などで管理します。
寒さにあてることにより、花芽が付いていきます。
霜が下りるぐらいの時期になったら、温度が高い室内に入れて開花を早めます。
ハウスなどがある場合は、ハウスに入れてたくさん光を当てます。
花芽の状態を見ながら、開花の時期を予想します。
開花しそうな場合は外に出して、開花を遅めます。
春
分蜂に合わせて温度を調整します。
つぼみが大きくなっていたら外で管理し、つぼみ小さい場合は室内で管理します。
開花しても1か月ぐらい花が持ちますので、分蜂しそうな時に巣箱の近くに置いておきます。
開花したら外で寒いところで管理することで、花を長持ちさせます。
夏
光量を約50%程度に抑えましょう。強い日差しが当たるところには置かずに軒先などで管理することをオススメします。乾燥しますので毎日たっぷり水をあげてください。
秋
初秋は夏と同様な管理をしてください。晩秋にかけて気温が下がってきたら日差しが強い場所へ移動させてください。追肥を行い、花芽が出てくるのを待ちます。
キンリョウヘンの手に入れ方
ここまで読んでいただいた方で、「キンリョウヘンが欲しいな」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
キンリョウヘンを手に入れる方法はネットや店頭での購入するやり方があります。
そんな中でおすすめは、『うき洋蘭園』です!
親切丁寧にキンリョウヘンのことを教えていただけます。
また、道の駅にもキンリョウヘンを出品されていますので、そちらでも購入することができます。
終わりに
今回はキンリョウヘンの育て方をご紹介しました。
キンリョウヘンを初めて知った方もいらっしゃると思います。
観賞用の蘭としてもきれいな花が咲きますのでおすすめです。
ついでに二ホンミツバチの養蜂にも挑戦してみませんかw
最後まで読んでいただきありがとうございました。それでは、また!
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