【人生のほんの1日】20231203 母とファミレスでお茶したりなど
【昨日は仕事でかなり精神的にキツい1日でした】
昨日は、現在進行中の設計案件のとても重い内容の打ち合わせがあり、一時は案自体が窮地に陥る事態になりかけたのですが、私たち設計チームの一員で、私が案を諦めたくない執念にとても親身に力添えしてくれる方がいて、深夜までに及ぶブレインストーミング議論の末、なんとか、案のコンセプトの本質を保ったまま少々の仕様変更で大体の問題点をクリアーする突破口を見出せました。
私は普段「表現を生業にする者は、基本、アイデアの実現のために孤独に試行錯誤し戦わなくてはいけない運命である」と思っているので、大体のことは問題が起こっても自身で解決策を見出す心構えでいます。
が、今回ばかりは自分だけの見識ではどうにも解決することができず、その案を考え続けても話がこじれていくだけと思え、私としては本当に珍しいことなのですが、「これまで一所懸命考えてきた案を諦めて別案に舵を切る」方向で気持ちを整理しはじめていました。
案を諦めること方向でかなり絶望的な気分でいたのですが、チームの一人が親身にいろいろ代替アイデアを出してくれて、そのいくつものアイデアを手繰り寄せるように取り込むことで、問題点をクリアーできてコンセプトもデザインもより洗練された案に辿り着くことができました。
たぶん、多くの人が仕事で大きな苦境に立っている人を手助けすることに躊躇すると思うのですが、そんな時に手を助け舟を出してくれる人がいるというのは、本当にありがたいことだなと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
普段は施工は職人さんに協力いただくにしても、作案は私と副代表の松島だけで行うことがほとんどなので、今作は「チームの方といっしょに練り上げた」案のように思えて、なんというか、共感して協力してくれる方といっしょに作品を生み出している高揚感を得られて素直にうれしかったです。
なんというか、新しい考えや物事を表現していくというのは、とてもワクワクすることであると同時に、勇気、根気、レジリエンスが大切だなと改めて思った昨日でした。
結局、深夜に及んだその問題解決ミーティングで日付が変わってしまい、またnote
の毎日更新記録が途絶えてしまいました(概ね年に3〜4日こういうことが起こる)😅
【80代の母とファミレスでお茶したりした休日】
そんなこんなで、昨夜は深夜までハードワークモードだったものの、大きな問題はクリアーできそうな着地点を見出せたので、安心してぐっすり眠ることができ、今朝はなんだかいろいろなモヤモヤが吹っ切れたとても清々しい気持ちで目覚めることができました。
先週は忙し過ぎて、近所でひとり暮らしする母とビデオ通話しかできていなかったので、今日はファミレスに朝イチで入店し、お茶をしながら、母の近況話を聞いたりなどおしゃべりしました。
ドリンクバーと大きめのスイーツを2人でシェアしていただきました。
母は朝食後で、私は朝にはあまり糖質を摂らないようにしているので、半分こでちょうどいい感じでした。
母のタブレット注文やドリンクバーのいろいろサーバーマシンの使い方や配膳ロボットへの対応などの練習になるので、今時のファミレス体験は母の社会勉強にもなるのでとても良いなと思っています。
私は20代からずっと激務に追われ続ける人生で、家族に気遣う余裕もなく親不孝寄りな生き方をしてきた人間なのですが、父が亡くなって永く経ち、独り身の母もいろいろ身体の衰えや進化する社会への対応が難しくなっているその不安も分かるようになりました(自分も歳を取り丸くなったということですね)。
仕事の合間には母と合って、(母の話は世界をネガティブにとらえている話題も多くて、結構疲れるのですが😅)、聞き役になっています。それだけでも母の気晴らしになって少しは精神面での役に立てるのかなと。そして、聞いた話題について、「同じことをこういう別の視点から見るとポジティブの考えられるよ」と私なりの別の視点を提供するようにしています。
今日の嬉しかったこととしては、母がなかなか試してみてくれなかった、私が母も読めるように共有しているkindleの電子書籍を読み始めてくれたことでした。
意外とハマったようで、「アランの幸福論」とか鈴木大拙の著作など面白かったと言っていました😊
そのうち母が、落合陽一さんや山口周さんの著作も読み出したら、精神年齢がグッとイマ寄りに若返るのではないかなと。
80代でkindle で読書しているだけでも、母の人生が大きく現代に寄り添えてきたなと思えました。
なんだか心の平和を感じられた日曜日でした。
今日のピアノ朝練覚え書き。
【ウォーミングアップ】
ハノンのスケール シャープ系全調
【ツェルニー 30番 第23番】
今日は気持ちを休めたくて、私的にはちょっと精神的負荷のあるツェルニーはお休み
【坂本龍一 「andata」】
2週後の弾き合い会で演奏予定で本気通しを数回。
【スカルラッティ ソナタ K.466】
この曲は前出の坂本龍一さんの曲とセットで弾き合い会で弾こうと思っているので、2曲続けて間違えないように気をつけながら数回通し。
【パスカル・ヒメノ
演奏会用リズムエチュード 1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】
ファンキーは難しいラストの部分練習を中心に。
ボレロはまずは淀みなく弾けるようにゆっくりテンポを一定に弾く練習。
【ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲】
今日は前半を練習しました。
【ショパン バラード第2番 op.38】
今日は1~4ページを弾きました。
【モンポウ「前奏曲第7、9番」】
この2曲も2週後の弾き合い会に乗せたいので、仕上げるべく間違えないように2回ずつ通し。 7番は会までに仕上がりそう。9番は間に合わないかな。
【バッハ トッカータ ホ短調 bwv 914】
前半の4ページを弾きました。
【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】
本気モードで2回ずつ通し。と4番のゆっくり練習
【ドビュッシー 版画】
【スクリャービン エチュードop.2-1】
近いうちに「版画」全曲を舞台の乗せたいと思い、最近練習していなかった「雨の庭」の暗譜取り戻し練習を中心に。
スクリャービンはメンテナンス曲ですが、しばらくの間は毎日 本番仕様で通し、確実なレパートリーにしていきたいと思っています。
【スクリャービン エチュードop.8-7、 op.8-11】
2024年のレッスン曲にしたくて、少しづつ練習を始めることにしました。どちらも私にはたいへん難しい楽曲ですが、頑張って取り組んでいきたいと思います。
今日は8-11の2ページめを譜読みしました。
【フランク「前奏曲、フーガと変奏曲」(バウアー編)】
2024年に本腰で取り組みたい曲のひとつです。
今日はプレリュードの最初2ページとフーガの最初1ページを譜読み。
【昨日と今日の初見練習 ショパン 前奏曲 op.28-7、スカルラッティ ソナタ K.11】
これは私でも初見でほぼほぼ弾けました。
なにげに両手のクロスで弾くところが私の脳の認知的にすんなり理解できず、初見ではちょっとややこしかったです。
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