アダルトチルドレンは愛されると怖くなる。
アダルトチルドレンは、自分を好きになる人など、いるはずがない、と思っています。
好かれると、その人は頭のちょっとおかしな人か、誰からも相手にされていない人かと思ったりします。
誰かに好かれるとまず、こう思います。
何も返してあげられない。
無条件で愛されることなんてあるはずがない。
何が目的なんだろう、自分の何が欲しいんだろうと。
お金?体?なにを私から欲しいの?
そして、相手が自分をどう思っているかを常にチェックしてしまいます。
まだ、この人は自分のことを好きなのかな。
まだ、自分のことを見限っていないかな。
不安で不安で、打ち消すために笑って、抱き合って、体で繋がって、これ以上近くにいけないぐらい近くにいるのに、果てしなく遠く感じます。
いっそさっさと見捨てて欲しいと思って、
相手に愛想をつかされるようなことをわざわざやります。
見捨てられると、ちょっと寂しいけど、ホッとしたりもします。
ほらね。やっぱりね。
寂しいけど、このほうが安心する。
でも、本当は。
愛されたいんではないですか?
大切にされたいんではないですか?
支えて欲しいんではないですか?
本当は愛されたい。
愛が欲しくてたまらない。
そんな自分をまずは感じてみてください。
完全にいじけて、絶望してしまって、途方に暮れている自分を
そのまま感じてみてください。
その気持ちは、もしかして、別れる前から、あったのではないですか?
本当はずっと子供の頃から寂しかったんじゃないですか?
その気持ちを辿って、子供の自分を見つけてあげてください。
寂しくて、震えている、小さな自分が
うずくまって、あなたに見つけてもらうのを待っているかもしれません。
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