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創作したいのに完成させられない2つの理由とその解決策


前置き

noteの投稿をしてみようと思ったのに、下書きが10個ほど出来ただけでどれも投稿出来ていない。

いくら何でも多すぎない?

これは私あるあるで、「没にはなってないけど下書きのまま放置されている文章」が割と多くある。


これはいかん!と思い、自分なりに分析してみた。
この記事が世に出ていると言うことは、後述する解決策もそれなりに有用性のあるものだと信じている。信じたい。

創作は「宝石の発掘と加工」に似ている

創作行為は、宝石の発掘および加工作業だと考えている。
(実際には非常に細かい過程があるが、ここでは極めて簡略化した上で捉える。)

まず、創作物として表現したいと考えた構想や妄想にあたるものが、宝石の原石である。

この原石は、自分の頭の中をかき分けて発掘し、まず作品のラフとして自分の外に出してやる必要がある。

次に作品のラフ状態となった原石を、他の人にも見せられるような状態に美しく加工せねばならない。

ここでいう「他の人にも見せられる状態」は、あくまで我々の価値観に委ねられているので、未加工のまま(=ラフ状態のまま)SNSに投稿する人もいる。

・・・が、おそらく「完成しない」という悩みを持っている我々は、自分なりの基準を超えないと作品を投稿出来ないのだと思う。

自分の表現したいこと(=原石)を、自分の頭の中から発掘してキャンバス上に落とし込み、更に加工することで、創作物(=宝石)になる。

完成しない理由①:モチベーションが上がらない(=発掘が面倒)


創作のモチベーションは人それぞれだけど、この記事を開いている時点で「創作したい」とは思っているはず。

家帰ったらYouTubeやNetflixを見ることしか出来なくても。
X(Twitter)で妄想を呟いて何となく満足してしまっても。

絶対どこかでは「これを形にしたい」という気持ちがあるはず。

解決策①:「1分だけ手を動かす」の気持ちで取り掛かる

ポイントは「1分やって飽きたらマジで別のことをしてもいい」という精神。

どんなに「やりたい!」という気持ちがあろうと、我々は飽きっぽい性分なのである
今日は低気圧だから無理、そんな気分じゃない、そもそも体調悪い・・・いくらでも罠はある。

だからこそ、まずは創作ツール(テキストエディタやお絵かきソフトなど)を開く!1分だけ作業する!

もちろんそこで止めてもいい。

が、割と高い確率で、そのまま「何だか筆が乗ってきたな」に移行する。
これがいわゆる作業興奮状態である。
そして「いつの間にか書き終わっていた」になったら上出来である。

完成しない理由②:他人に見せるための作業が怠い(=加工が面倒)


ある程度作業は進んで、ラフは何とか出来た。でも、まだまだ他の人に見せるような加工が終わっていない。
泉がごとく溢れるインスピレーションを一旦出力することは出来ても、ここからの加工作業が面倒なんだよなぁ。

実際、ここで悩んでいる人は多いと思う。

無償でも「どうせ創作するなら良いものを世に出したい」「この作品/推しの魅力を最大限伝えられるようにしたい」、有償ならば尚更「こんな作品のクオリティで金額に見合っているのか?」といった悩みは付きものだと思う。

解決策②:ハードルを意識的に下げる


文章創作である場合を例に挙げてみよう。
読みやすい日本語になっているか、構成はどうか、読者の利点は何か、誤字脱字は、炎上しそうな表現や内容になっていないか・・・・など、とにかく考えることが多い。


もちろん、これが本の出版前の最終原稿をチェックしているときであれば何度も確認する必要があるだろう。
ただ、それは完成された作品がどう影響を与えるのかの話で、そもそも完成というゴールテープを切るまでに挫折している我々は、まず「走り切る」ことを考えた方が良い。


それに、基本的にはPDCAサイクルを回せば良い。

つまり、「あ〜こうした方が良かったかなぁ?」と思った点は次回作に活かすのだ。
そうすれば、質も量も稼げて最終的に良くなっていく。

後書き

このnoteも正直「もっとこうしたら良いんじゃないか?」と思いながら書いている。ぶっちゃけ自信が無い。
これで良いのかな、世に出して良いのかな・・・と不安になるけども、自分の中の「ハードルを意識的に下げる」ことで、エイヤッと公開することにします。


ぜひ、あなたの心の中に眠る宝石を私に見せてください。
お待ちしています。

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