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鬱病とは「人生のちゃぶ台返し」である
~革命からの「3」のカード〜
自分は、3年前に鬱病になった。
(今でもなお、鬱である。)
鬱に"なったのだ"と認めたその瞬間が3年間で一番きつかった。
なぜなら、「どん底に落とされた」と感じるからである。
どん底に落とされると、右も左も分からず暗闇を歩くことになる。
それは、とても辛いことであった。
しかし3年たった今、その解釈は少し違っていたのだと感じる。
「どん底に落とされた」のではなく、実は3年前に鬱病にかかった更にその前から、
つまり、6年くらい前から、自分の中にふつふつと沸き上がっていた怒り?だか、悲しみ?だかが、とうとう「噴火した」のだと思う。
「怒りの噴火」と聞くと、モノを投げてわめき散らかすイメージだが、鬱になった3年前は、そんな行動は一切とらなかった。
だから、噴火だなんて捉えられなかった。
でも、自分中にはず〜っと、起こそう起こそうとしていた「革命」が密かに企てられていたのだ、と今だから思う。
いわゆるトランプゲームの大貧民の「革命」である。
鬱病になり、立ち上がろうとすると、一番弱かった「3」が一番強く、価値観の序列が変わっていることに戸惑い、混乱する。
それを「暗闇」と感じた。
つまるところ、言い換えればこの革命は、自分の中に溜まったマグマが爆発したことによって起きた「人生のちゃぶ台返し」なのである。
ちゃぶ台をひっくり返すと、床は汚れ、茶わんやコップは、「元通りの位置」がどこかもわからないし、乗っていたご飯も拾い集めて、捨てないといけない。
この一連の動作が、鬱病とその立ち直る姿にそっくりである。
3年が経ち、7-8割の回復ができた。
でも、2年前くらいから「7-8割の回復ができた。」と言っている気もする。
少なくとも「そういう事だった」と理解できた。
これから私は、ひっくり返ったちゃぶ台の上に、何をどう乗せなおすのか?
革命からの「3」を3枚とか出せるのか?
もう、「3」や「4」は、使ってしまっていたのか?
引き続き、今後、ここに綴っていきたいと思う。