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こんにちは

*1万字を超える記事になってます。
どうか御容赦下さい。


・世界の国から

「こんにちは~ こんにちは~ 西の国から」

「こんにちは~ こんにちは~ 東の国から」

「こんにちは~ こんにちは~ せかいの人が」

「世界の国からこんにちは」の歌詞の一節。

子供の頃にテレビで三波春夫さんが歌っている姿を見たことがある。

懐かしいですね。

粋な着物を着て、身振り手振りを交えて歌っていらっしゃる姿はとても印象に残っている。

朗々とした歌声がその当時の世相を表しているような気がしてならない。

時代は高度経済成長期。

曲はその時代の空気感をとらえたものに。

三波さんと子供達の歌声を掛け合わせて、来る未来を想像させるような。

和やかな曲ですよね。

子供達の声と共に流れる明るいメロディ。

三波さんの「こんにちは~」の第一声が和やかな雰囲気を作り出しているんでしょうね。

きっと幾世代も通して歌い継がれていく曲として後世に残っていくのであろう。

ちなみに曲は三波さんだけでなく、坂本九さんや吉永小百合さんが歌ったバージョンもあるそうで。

何でも複数の歌手の競作で、各社レコード会社から発売されたそうだ。

てっきり三波春夫さんだけの曲だけなのかなと思ったが、色々な歌手のバージョンが存在するんですね。

その中でも三波さんのバージョンが1番ヒットを飛ばしたようで、トータルで140万枚のセールスを記録したそうだ。

こういった事実が曲と三波さんの印象を強くしたのでしょうね。

三波さんの生涯を代表する1曲にもなった「世界の国からこんにちは」。

・万国博覧会

1970年大阪万博。(日本万国博覧会)

万博のテーマソングとして「世界の国からこんにちは」は使用された。

曲に込められた精神は、その曲を聴いていると伝わってくる。

世界の人々が日本を訪ねて
握手をし
笑顔を交わし
心の底から
世界をむすぶ

「人類の進歩と調和」をテーマに世界77カ国が参加。

1964年東京オリンピック以来の大規模国家プロジェクトであり、当時史上最大の万国博覧会であった。

世界各国の新技術や文化を結集した博覧会は、6422万人を集める規模のものになった。

大阪万博後、その跡地は現在万博記念公園として利用されている。

万博のシンボライズな建造物である太陽の塔や豊かな自然や木々、小川も流れていてそのロケーションは訪れる人々の心を和ますものだ。

きっと万国博覧会の精神を引き継いだものなんでしょうね。

そして迎える2025年、再び大阪で万国博覧会が開かれる予定だ。

場所は大阪市の人工島夢洲(ゆめしま)。

期間は2025年4月13日~10月13日で執り行われる予定とのこと。

再び大阪の地に日本万国博覧会が戻ってくる…。

・2024サマーソニック

2024年8月17日と8月18日。

夏の風物詩「サマーソニック」フェスティバルは、2025日本国際博覧会の影響で「万博記念公園」で開催されることになった。

国際博覧会の前に万博記念公園で行われるサマーソニック…。

これはメモリアルな祝祭となるに違いない…。

ってなわけで2024年8月18日

行ってきました「サマーソニック・フェスティバル2024」

サマーソニック2024公園前入口ゲート
太陽の塔にウェルカム!


新会場にバラエティ豊かな様々なアーティスト達。

来年以降万博記念公園で行われるかどうかは分からないので、是非とも行ってみたかった。

いや~、楽しかった!
興奮した!
食べた!
飲んだ!
休んだ!
暑かった!
けど快適だった!

感想を要約するとそんな感じになるが、まぁそれだとあれなんで、折角だからイベントレポートみたいに書き記してみよう。

……

…………

・イベントレポート


8月18日。

知人達と共に京都から一路万博記念公園へと向かう。

阪急沿線を乗り継いで大阪モノレールを経て万博記念公園へ。

うん、とてもアクセスが良い。

そしてスムーズだ。


サマーソニックホームページより 
アクセスマップ画像を引用

ホームページのアクセスマップを引用。

モノレール線は千里中央側と門真市側に分かれる。

ひとえにそうとは言えないが…

大阪方面や兵庫方面から来られる方は千里中央側からモノレールに乗って来られる。

対して自分みたいに京都方面や、門真市側から来られる方はそっち方面のモノレール線に乗ってこられる。

なので二方向から人々の往来があるわけなんですよね。

これは正直ありがたかった。

人々の往来が分散するから。

この事実は極めて重要ですよね。

何よりも駅に降りてから万博記念公園までの距離が近いので気が楽になりますよね。


駅構内 降り立つと人々の列が
会場に向かう橋を降りる
向かって左手が会場
右手がリストバンド交換場所

万博記念公園駅を降り立ち、いざ会場へ。

その前にリストバンド交換に向かう。

会場とは違う方向にある駐車場が交換場所になっている。

さすがにここでは長蛇の列ができていた。

時間は午前10時過ぎ。

陽差しは絶好調。

暑さが増してくる。

暑さ対策として「日傘」をさしてこられている方が多数いらっしゃった。

強烈な紫外線。

日傘の下にできる「日陰」の部分に若干の羨ましさを感じた。( ´∀`)

それだけ真夏の陽差しは強烈なわけで。

紫外線対策は年々重要な案件の1つでもありますね。

ちなみに日傘はライブ中は閉じて見るのが必須。

会場内でさしている方もあまり見受けられなかったかな。


サマソニキューブがお出迎え

リストバンドを交換するのに少々時間を費やしたが、無事にリストバンドを交換。

会場へと向かう。

人々の列について行き、万博記念公園へ。

それにしても天気が良い。


会場に向かうまでの一コマ
絶好の天気    

絶好の青空の下、いよいよ万博記念公園に到着する。


サマソニ!

入口ゲートを通過し、公園に入場。

目の前には「太陽の塔」が待ち受ける。


太陽の塔
心なしか「皆さんようこそ、ウェルカム」ってな雰囲気だった


太陽の塔に挨拶を済ませたあと、会場内に向かう。

塔前の通路には「会場案内表」と「タイムテーブル表」が掲示されていた。


会場案内図
タイムテーブル表


今回初めての試みで万博記念公園が会場となった。

なのでまずはマップを頭に入れつつも、実際に歩いてみて経路を頭に叩き込む。


太陽の塔を横目に中央広場へ
風鈴などが飾られたゲート
「涼」を演出

太陽の塔の裏側に位置する広間は「ソニック・ステージ」として使用されている。

行った時には既にオープニング・アクトが出演されていた。

ついに始まるんだな~…

若干の感慨を胸に抱き、とりあえず全ての経路を歩いてみることに。

ソニック・ステージから右手に向かうとメインステージの「エアー・ステージ」があり、左手に向かうと「マウンテン・ステージ」と「マッシブ・ステージ」がある。

通路は枝分かれせず、大通りが1本あり、基本それがメインストリートとなっている。

分かりやすいんですよね。

アクセスが。

そのメインストリート上に各ステージが面しているので、アクセスしやすいんですよね。

さすが万博記念公園。

完成された施設を会場にすることの利便性を、ひしひしと感じていた。

自分達はとりあえずソニック・ステージを後にし、マウンテン・ステージの方に向かうことにした。


木々の木陰に「ソニ飯」
絶好のロケーション
向日葵の畑 
フォトジェニックです

道中には様々な場面に遭遇する。

森林自然公園。

あらゆる木々が歓待してくれる。

そしてその木陰には飲食テントが立ち並び、「ソニ飯」を提供するスペースも設けられていた。

「ソニ飯」。

ありとあらゆる種類が存在し楽しませてくれる。

やっぱり腹が減っては戦はできぬ…っですね。

どこに存在し、どのような種類があるのかってのも重要ですよね。

マウンテン・ステージに向かう最中にも様々なソニ飯があった。

ドリンク類を売ってるソニ飯テントもあったが、自分的に嬉しかったのが公園に設置されている自動販売機も利用できたという点だ。

なので割とあちこちでドリンク類が買えたんですよね。

ありがたい。

ありがたいついでの話でもう一つ…。 

公園内施設の公衆トイレ施設を利用できるという点も非常に助かった。

簡易トイレなども設けられていたが、やっぱり設備の整った公衆施設の方が良いですよね。

なので万博記念公園で行うというのは様々な利点があったのではなかろうか。

万博公園内に元々ある飲食店を使用できたりとか…。

道すがらアートペイントを見る


飲食スペースにあったサマソニロゴ
広場に設けられた「ソニ飯」エリア

マウンテン・ステージへの道中には広場があり、ソニ飯エリアが混在するいわば休憩スペースのような場所も。

地面は芝生。
佇む木々の下には木陰もできている。
簡易の椅子が設けられ、上からストールのようなものをかけ、日陰にしている休憩所も。

地面が芝生の場所が多数存在しており、足下を柔らかくしてくれるんですよね。

何より太陽の照りつけの反射が優しくて……。

さらには座るのに楽であったりと芝生効果は絶大だ。

ちなみに自分が実感した感じだと、エアー・ステージ、マウンテン・ステージ、マッシブ・ステージは芝生のステージとなっており(ソニック・ステージはコンクリート)、ここでも自然公園としての恩恵を感じれたような気がしましたね。

座りやすいし、足下が柔らかい。

長時間にわたるフェスティバル。

じわりじわりとこういう側面が後々の「疲労度」に影響するのかってやつですね。


並木通り
開演前のマウンテン・ステージ
広い!
小川を挟んだ広場から見るマウンテン・ステージ

歩いていて気付いたことだが、ソニック・ステージやマウンテン・ステージは道すがら会場内の様子が伺えるような仕組みになっている。

なのでアーティストが演奏している様子などを移動の最中に「視覚的」にとらえれるようになっているんですね。

マウンテン・ステージは正面の道すがら様子が見えたり、小川を挟んだマッシブ・ステージに向かう途中にある芝生と木々の広場からその様子が伺えた。

なるほど

遠巻きに演奏の様子に目で触れられるようにステージが組まれていて、自分にはその様子が好感を持てた出来事でもあった。

目当てのアーティストはあのステージ。

移動の道すがら聴こえてくる熱のこもった演奏。

良い感じ。

通路からその様子が見える。

良いじゃん。
ちょっと時間あるし見ていこうか?

っみたいな流れもできるのではないかと。

分かりやすいメインストリートに沿った各ステージの場所の配置。

そんなことを想像しながら道に沿って歩いていた。


自然公園ならではの景色
木々の木漏れ日がGood
マッシブ・ステージ手前にあった謎の置物?
写真をパシャリと

とりあえず一通り巡ったのでソニ飯と見たいアーティストを見に行こう。

ちなみにマウンテン・ステージにいたらマッシブ・ステージの演奏の音も聴こえてきた。

どっかで聴いたことある声がマッシブ・ステージから…

独特の甲高い声…

あのちゃんだ!

ってな場面にも遭遇しました。


菰樽達
兵庫の地酒を楽しむ「日本酒スペース」が
えぇ、舌鼓打ってました。
隣接する竹林エリア
竹林エリアとサマソニ
新たな組み合わせ!

さぁ、サマソニに来たのはライブを楽しむこと。

それが第一の目的。

会場内の雰囲気も何となく分かったし、ライブに集中していかねば。

・観たアーティストの感想



マウンテン・ステージのサマソニマーク

13時20分 マウンテン・ステージでSTPHEN SANCHES(ステファン・サンチェス)のステージ。


アメリカテネシー州ナッシュビル出身のシンガーソングライター。

まだ20代前半の若さながら、どことなくオールディーズのムードを漂わせ、古き良き時代の空気感を楽曲に込めている。

何かエルヴィス・プレスリーみたいな雰囲気でした。

出身地も関係あるのかな?

回り回ってアープグレードされたオールディーズなサウンドは逆に新鮮味を醸し出していた。

渋いんスよね~。

日本語でおどけてみたりとサービス精神満載。

何と映画「プリティウーマン」の主題歌をカバーしたりと、その内容も見応えのあるものであった。

素晴らしい。

ステファン・サンチェスの出番が終わり、次のMadison Beer(マディソン・ビア)のステージを待つ。

時間にして午後2時を過ぎたくらい。

この辺から暑さの度合いがヤバいことになってくる。

待ち時間は無理せず、木の下にできた木陰で座って休憩。

その際にやはり下が芝生なのがありがたい。


暑い盛りのマウンテン・ステージの様子

そうこうしているうちにマディソン・ビアのステージが始まる。

どことなくアリアナ・グランデに似た雰囲気。

楽曲もゆったりとしたR&Bテイストのものからアップテンポのものまで。

そしてキレイ…。

あっ、スンマセン。

にこやかな笑顔で、手で時折ハートマークを作り優しく、力強く、丁寧に歌っていく。

良い歌唱…。

そしてよく座って歌っている。

そういうスタイルなのかな?

っと思っていたら、時折立って動く時に片足を引きずる仕草を見せる時もあった。

ただステージから降りて観客の近くにいき、握手をしたりパフォーマンスをしている時には普通に動いていらっしゃった。

引きずる様子もなく。

柔らかく、良い空気感によって満ちたステージ。

満足。

マディソンがステージから下がって行く際、足下を見るとやはり片足を引きずるような仕草を見せていた。

どうやらマディソンは日本到着後に片足のつま先を骨折したらしい。

なので足を引きずったような感じにしたり、座ったパフォーマンスが多かったのかなと。

凄い痛かったんでしょうね。

骨折ですもんね。

んでも顔にはそんな様子を見せず、終始笑顔で歌唱している姿はまさに「プロのアーティスト」なんだろうと感じた次第。

貴重なステージを見れたのかもしれない。

そして怪我が早く治ってほしいですよね。

いずれにせよ、さらなる活躍を期待せずにはいられない。

マディソンのステージも終わり、午後3時~が過ぎた頃のサマソニ。

多分1番暑かったんじゃないかな。

この時間帯。

自分はハーフパンツスタイルで行ったので、陽差しが当たって足のジリジリ感が半端なかった記憶がある。

程よい紫外線対策は必要ですね。

そしてこまめな給水。

暑さをしのぐ。

適度な休憩。

間違いなく必要ですね。

暑いながらもそこは自然公園。

やはりその事実が爽やかなフィーリングを生み出してくれる。


木から生まれる木陰の下で

上手く暑さを凌ぐ対処法を。

重要ですね~。

次なるステージはエアー・ステージに出演するONEREPUBRIC(ワンリパブリック)。



2002年アメリカはコロラドで結成されたロック・バンド。

スケールの広さを感じ、パワー・ポップ、ポップ・ロックなどと言われる軽快なロック・サウンドが特徴的ですよね。

そしてボーカルのライアン・テダーが作詞家・プロデューサーとして他アーティストの作品に関わっていることでも有名ですね。

なのでライブ中ビヨンセの「halo」やレオナ・ルイスの「ブリーディング・ラブ」を歌ってたりしてました。

他にも映画トップガンに使われた曲や、怪獣8号のエンディング曲「Nobody」などを演奏したりと見所たくさんのステージング。

いやぁ、この大きいステージにワンリパブリックの音楽は実に似合う。

晴れ渡る大空と広大なステージ…。

ワンリパブリック良かったです。


エアー・ステージ付近の飲食スペース休憩所
多くの人がここで記念撮影


エアー・ステージ
エアー・ステージ内の様子
メインステージなので随一の広さでした
足下は芝生!


エアー・ステージはメインステージなので、やはり随一の広さだった。

ソニック・ステージやマウンテン・ステージも広いなと感じたが、やはりメインステージが1番でしたね。

エアー・ステージに向かう途中にある飲食スペースも広く寛ぎやすい感じになっていて、そこも芝生だったので座って寛ぐ方も多数見受けた印象がある。

フォトジェニックな置物があったりと、何だかフェスって感じがしましたね~。

ここまで過ごした感じ、メインストリートが人でごった返して前にも進めない…っということはなかった。

多数の人々が移動する場面はあるけど、全然ストレスに感じない程度のもので、ありがたいなと思ったかな。

さて、時間も差し迫ってきた午後5時台。

再びソニック・ステージに向かいBleachers(ブリーチャーズ)のライブを見に行く。


ブリーチャーズ
mikiki,ismcdn,jpより画像引用
©Alex Locket


グラミー賞を受賞したことがあり、近年テイラー・スウィフトやラナ・デル・レイをプロデュースしたりと数々の実績をほこるシンガーソングライター兼プロデューサーのジャック・アントノフ。

アメリカニュージャージー州出身。

そしてジャックのソロ・プロジェクトであるバンド「ブリーチャーズ」。

見るのを楽しみにしていたバンドの1つ。

のっけからテンションが上がりっぱなしのライブでした。

まずバンドのテンションが凄い!

ジャックの「楽しもうぜ!」的なエネルギーもさることながら、バンド演奏自体の半端ないエネルギーが凄すぎて。

圧倒されまくりました。

最新アルバムからの楽曲「モダン・ガール」で場内のボルテージが既に最高潮に。

徐々に人も集まってきて、バンドの放たれるエネルギーからそこは1つの祝祭のような感じに。

本当に凄かった~!

超テンション高い!

そしてバンドメンバーもどんどん煽る笑

もうノリノリな空間でしたね。

サックスを交えたバンドサウンドは同郷ニュージャージー州出身の「BOSS」こと、ブルース・スプリングスティーンをオマージュしたかのような演奏に。

多幸感に満ちて疾走感に溢れたような…。

「Born to run」

演奏の時間を目一杯楽しむかのようなブリーチャーズのステージは、音楽を通して人を幸せにするというエネルギーに溢れたものであったと自分は感じる。

全力を出し切り、出し惜しみをせず全てを振り絞る。

スゴかったな~。

オーディエンスもよくそのバンドのテンションに合わせたようなノリになってたし、改めてブリーチャーズって凄いバンドなんだなと思った。

っと同時に見れて良かった。

時折サックスソロなどが入り、華やかなステージングを披露したブリーチャーズ。

ラストは2人のサックスプレイヤー(エヴァン・スミス、ゼム・アンドゥ)が、サックスを鳴らしながらメンバーがステージを後にしていくというシュールな展開でライブは終わった。

面白い笑

それにしてもブリーチャーズの半端ないエネルギーに満ちたライブはスゴかったな~。

マジでこれはスゲえなと思ったステージでした。


ソニック・ステージから見る太陽の塔
日は傾きつつある
夜に近付くにつれ、色々な演出が
メインステージ付近飲食スペース
夕焼け キレイです

大満足のブリーチャーズのステージングの後、夕食をペロリ。

さすがに段々と涼しさを感じる時間帯に。

時刻は午後6時30分を回り、どのステージもメインのステージが近付く。


夕方のエアー・ステージ
キレイな夕焼け 太陽の塔が佇む

次なるステージ。

エアー・ステージ。

本日のヘッドライナー「Maneskin」(マネスキン)のステージを見に行くのが目的。


メイン前のステージ
だいぶと涼しく感じる
いよいよ!

この現代で20代の若手ロック・バンドで世界各国で、ヘッドライナーを務めるバンドって中々いない。(多分)

2年前のサマソニで好評を博し、去年の単独公演では全公演ソールドアウト。

世界的にみても、日本からみても今凄く勢いのあるバンドなんでしょうね。

なので続々と観衆がエアー・ステージに集まってくる。

若い人が多いかもしれないが、結構世代にバラツキがあるような。

それだけロック・バンドとして各世代に支持されてるんでしょうね。

そうこうしているうちに、定刻より若干早くライブはスタートした。

ボーカルのダミアーノがスーパー・マリオみたいな口髭生やしている。

ってかレッチリのアンソニー・キーディスにソックリだ笑

ライブは初っぱなからエンジン全開。

「ドント・ワナ・スリープ」からスタート。

サマソニが開催される少し前。

マネスキンは日本独自でライブアルバムをリリースしている。

去年の日本公演を収録したものだ。

そのライブ版には「合唱の手引き」なる冊子も付録でついていた。

収録された曲のここは歌うべき所の箇所を書いてるんですよね。

盛り上がる場所の歌詞をどう発音して歌うか…

っみたいな。

自分も予習のつもりでそのアルバムを聴き込んで参加したが…

役に立った(*^_^*)

1発目の「ドント…」から合唱の手引きを参考にした声が観衆から聞こえる。

おぉ、既の会場のボルテージはマックスです。

初めて目の当たりにするマネスキンの演奏。

スゲえテンション。

当たり前のことを書くが、ムッチヤ上手いんスよね。

これが今勢いに乗っているバンドの力か…。

何か凄いステージングが画になるみたいな。

ファンサービスもたっぷりで、何か支持される理由が分かる気がした。

そして1つ1つの楽曲で必ずと言って良いほど盛り上がりをみせていたことが印象的だ。

観衆の歌う声が聞こえる。

盛り上がる部分。

これもライブ盤の効果か?

いやいや、多分皆もっと前から聴いてて支持してるんでしょうね。

思えばこのサマソニで結構「魔音棲琴(マネスキン)」Tシャツを着ている人をみた気がする。

着ているのは、ほぼほぼ若者だったかな。

そりゃそうか?

いやいや、これが結構重要なことだと思ったりしている。

自分の勉強不足かもしれないが、マネスキン位の世代のロック・バンドで世界的に活躍しているバンドとかってあまり知らないんですよね。

若いロックがメインを進んでいく…。

それは1つのエポックメイキング的な出来事でもあり、今後どんどんそんなロック・バンドが出てきたら良いのにと思いもした。

ロックの不埒な佇まいに、ロック特有の爆発的なエネルギー。

そんな言葉がマネスキンのライブの節々から感じた。

凄いエネルギー!

ベースのヴィクトリアやギターのトーマスが軽くジャムッたりして始まる楽曲もあった。

何だろう。

皆楽しそうだ。

今日自分が見てきたアーティスト達は皆楽しそうだった。

そりゃそうか。

でもそれがひょっとしたら1番重要なのかもしれませんね。

そうこうしている内にマネスキンも本編ラストの「クール・キッズ」へ。

何とファンの10数名かをステージに上げて一緒に騒ぎながら演奏を楽しんでいるではないか。

ってかメッチャ愉しそう。

トーマスもヴィクトリアも愉しそう。

お客さん騒ぎながらも演奏の邪魔はしない。

さすが日本人(*^_^*)

っとか思いながらこの祝祭を楽しんでいた。

「クール・キッズ」
「クール・キッズ…」

皆がひたすら口ずさむ。

この瞬間が続けば良いのに…。

っというわけにはいかず、やがて演奏は終了する。

アンコール。

トーマスのギターソロ。

ライブを見ててずっと思っていたが、ムチャクチャギターが上手いんですよね。

あれっ、指ってあんなに動くんだ…

そんな感じに感心してしまう。

きっと個々のスキルが凄いのかなと思ったり。

そしてラストは「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイブ」。

本編でも披露した曲をもう1回プレイ。

いやぁ、凄く盛り上がったな~。

終演後、ダミアーノが丁寧に客席に向かってお辞儀をする姿が。

全ての方向に向けてお辞儀をする。

その姿が妙に印象に残った。


終演後のメインステージ
今年もお疲れ様でした

直後にサマソニ名物「花火大会」が。

何発もの花火が夜空を飾る。

久しぶりだな~。

サマソニ花火。

そして終わったんだなという寂しさもひしひしと感じる。

それ以上に清々しかったですけどね。

終わった。

一路帰路へ。

・最後に


多くの人々が移動する。

ふと見るとライトアップされた太陽の塔や、観覧車が夜空に映えている。

幻想的だ。

これはこれで良き思い出になる。


ライトアップされる太陽の塔
ありがとう!

帰り道。

多くの人々でごった返す。

皆出口に向かう。

何処かでつかえるのか…。

そんなことはない。

むしろこれは理路整然とした進み方。

なので大勢の人間がスムーズに会場を後にしてるんですよね。

ストレスをそんなに感じない。

やがてシャトルバスに向かう人間と、駅に向かう人間とに分かれていく。

運営スタッフのスムーズな声かけのお陰かな。

モノレール線でもスムーズに人々が分かれていき、人々は多いがストレスはない。

大阪千里方面に向かう人。
門真市方面に向かう人。

やはり二方向に分かれているのは大きい。

一極集中しないですもんね。

最初は電車内は混雑するが、それも全然ストレスに感じない。

スムーズに帰宅できました。

人によると思うが、自分の場合舞洲会場だった頃よりも帰宅時間が早くなった気がする。

終わった後の疲れた身体にはありがたい瞬間でもあった。

面白かった。

今回初めて万博記念公園で行われたサマー・ソニック。

自分は凄く好感が持てた。

アクセス良いし。
ロケーション良いし。
寛ぎやすいし。
自然が味方してくれるし。
アーティスト最高だし。

来年以降どうなんでしょうね。

分かりませんが、万博記念公園は素敵な会場だと思います。

今回チケットって確かソールドアウトしたのかな。

割合どの会場も広かったからもっと人が入るんじゃないかと思ったりしたが、まぁそこは難しい所でもあるんでしょうね。

初年度ですし。

それでも本当に素晴らしいフェスティバルだった。

会場について…

自分的にはまた万博記念公園でサマー・ソニックを見たい気がする。

本当に良かったと思っている。

そこにはまた想像を超えていくフェスティバルとしての形が提示されるような気がしてならない。

多くのバラエティに満ちたラインナップ。

それを指示するオーディエンス達。

色々な世代のファンが見れてそれはそれで楽しものがある。

なので今回の万博記念公園のステージ割りや、配置は凄く考え抜かれたものであったりと思ったり。

そういった「フェスティバル」としての醍醐味を贅沢に満たすのであれば、万博記念公園ってひょっとしたら理想的な施設なのかもしれませんね。

更には全く知らないアーティストにも少しでも興味を持って頂きたい。

そんな主催者さんの声が聞こえてきそう。

いや、想像で書いているので分かりませんが💦

新たなフェスティバルとしての形…。

楽しかった。

ありがとうございました!

そして記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!!

長文失礼します。


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