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経済参謀を参考にした日本でのスタートアップエコノミーの作り方
富。名声。力。世界一の企業を立てた男、
起業家スティーブ・ジョブズ。彼が生み出したネット社会は人々をシリコンバレーへと駆り立てた。
stay hungry, stay foolish. 本能に忠実になれ。
人々は起業を目指す。世はまさに大スタートアップ時代…!!
世界はスタートアップ中心の世界観へと変わった。この時大事になるのは、国家ではなく、スタートアップエコノミーである。ある国全体が盛り上がるのではなく、ある地域がスタートアップエコノミーとなって盛り上がる。
このスタートアップエコノミーを日本は作れていない。このスタートアップエコノミーを日本に作る方法を示したのが本書だ。
もしも、スタートアップエコノミーを作れれば小国は急成長を遂げることができる。アイルランド、ルクセンブルク、シンガポール、台湾、香港、マカオ、イスラエルがその例だ。
スタートアップエコノミーは、今後ヨーロッパ各国の首都を中心に、トロント、オタワ、ハワイ、ウェリントン、ゴールドコースト、クアラルンプール、バンコク、ハノイ、ジャカルタ、ソウル、ケープタウン、カイロ、リオ、カタール、廈門、釜山などで作られていく。
空港が充実、海に接している(近い)、政治が腐敗していない、規制が少ない、首都圏といったことが必要になる。
現時点でスタートアップエコノミーは、シリコンバレー、シアトル、ニューヨーク、ボストン、テキサス、ロンドン、パリ、ベルリン、ダブリン、ルクセンブルク、上海、北京、深圳、マカオ、香港、台北、ソウル、シンガポール、UAE、ニューデリーにあると言われている(抜けがなければ)。
日本がスタートアップエコノミーを形成するべきなのは、東京だけではない。
候補となるのは、各都道府県の県庁所在地とそのすぐ近くを除くと、旭川、帯広、千歳、函館、弘前、八戸、庄内、鶴岡、釜石、石巻、日立、筑波、木更津、鎌倉、八王子、長岡、上越、松本、高岡、小松、厚賀、富士、浜松、豊橋、四日市、長浜、堺、加古川、明石、舞鶴、倉敷、福山、尾道、呉、下関、松江、今治、鳴門、北九州、久留米、唐津、鹿島、佐世保、大牟田、うるま、名護の辺りになる
中でも、スタートアップエコノミーになりそうなのは、筑波、木更津、日立、浜松、豊橋、堺、加古川・明石、倉敷・福山、北九州・下関だ。
それ以外にも注目は、
帯広、函館、八戸、鶴岡、鎌倉、高岡、小松、厚賀、富士、四日市、唐津、名護である。
中でも本書ではエリアが特に重要だとしている。
エリアとして作られており注目できるのは、
札幌、八戸、秋田、仙台、新潟、日立、東京湾、藤沢、富山、静岡、浜松、伊勢湾、大阪、岡山、広島、北九州、有明、大分、鹿児島、那覇
周辺のエリアが挙げられる。
エリアごとでは、スタートアップエコノミーとして、東京湾、大阪、伊勢湾が最有力候補だが、ある特定の市だけでなくその周辺が重要になるようだ。
このため、本体と同じくらい小樽、三沢、石巻、いわき、大洗、木更津、横須賀、高岡、沼津、伊勢、明石、丸亀、今治、鹿島、霧島が重要になってくる。これらの市をスタートアップエコノミーにできるか?がこの国に掛かっているようだ。
こちらの記事の抜粋です。