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日記

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#日記

7/12

クロちゃんは全然帰ってこないのだけど、もし死んだとしたら、このような酷暑や秋の寒すぎる雨風がクロちゃんを苦しめることはもうないのだとしたら、少しホッとする。

午前中時間があり、大学で書類を発行して帰りにスーパーに寄って、きゅうりとみょうがと大葉とオクラを買った。これを刻んで、山形のだしにした。大きな舞茸も買って、久しぶりに味噌汁を1から作った。納豆を最近くめ納豆に変えた。いただきますをした。

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7/11

ドア付近で固まらない、左右を見渡して少しでも空いているドアからお入りください、これらは自分のためになるのに、こんなに従わない人がいるのはどういうことなのだろう。その割にどうでもいいような決まりには従っていたりする。ギチギチの車両の隣には、座れるくらい空いている車両があったりする。困った困った、と思っている。でも僕のようなものぐさの根性なしばかりになると、そもそもみんな会社に行かなくなるので、これは

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7/10

駅前の高架で蝉が死んでいて、早い、と思った。
最初の蝉の声を昨日聞いた。大量のクーラーを動かすエネルギーはまだあるのだと思うと、実際にあとどれくらいあるのか知りたくなる。計算ができないのか、しないのか、知らない。
クーラーとクーラーの間は地獄で、みんな顔を顰めて、嘘だと思いながら、足を引き摺っている。

18:00のカンファレンスまで、だいぶ暇ができて、駒場の方の東大まで歩いて15分くらいなので、

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7/9

彼女を送ってから、そのまま材料を買ってきてカレーうどんを作って食べる。ネギの白いところと豚バラを短冊に切って、めんつゆとカレールーで煮込む。ルーが溶けたらネギの青いところも短冊に切って入れる。うどんを湯がいてカレーをかける。早起きしたので、食べたら寝てしまう。

起きてから、免許の更新のため、鮫洲に向かった。普通電車の向かい側の席のおじさんも、免許更新のハガキを持っていて、紀伊國屋のカバーがかかっ

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4/24

この辺りには基本的に店が少ない。
だから歩くときにはグーグルマップを開いて、近辺の店を調べることで、少しでも選択肢を増やそうとしている。

今日はスーパーに行く必要があり、いつも降りない方の坂道で行けるところにする。
こちらは舗装されてはいるものの、ほとんど森の中を歩いて下っていくような道で、畑とそれを所有している家が、時々広々と現れる。
マップを調べると、店マークが一軒だけあり、そこは蕎麦屋みた

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4/23

スラムダンクを観るために川崎に行く。
朝から晴れていて洗濯物はパリッとしていて、だけどもっと殺菌されてほしいから、そのまま干しておく。

日曜の夜に移動時間をだいぶ割く必要があるのは、不当だと思う。
日曜の速さに焦る。じりじりとした陽が短い。
人生のことについてよく分かっていない人が作った仕組みだと思う。

疲れ、ぼーっとする時間がない。味わえないと感じる。

川崎の一つ前の、六郷土手というご機嫌

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4/26

色々あって、先生にコンビニでご飯を奢ってもらう。
なんでもいいよ、と言われて、こういう時はいつも買っているものを買ってもらうのがいいと思う。焼き鮭と、きんぴらごぼうをカゴに入れると
「めちゃくちゃ、ちゃんとしてんじゃん」と言われる。
「炊飯器を持ってきてるんで」
「すげぇな」
デザートも買っていいと言われる。他の班員にも渡してあげて、とシュークリームを2個買ってもらう。
LINEで「○○先生にシュ

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4/25

木の隙間から白い線が見えて、
暴力的な線だ、と思ったらそれは、
キャッチボールの、ボールの線だった。
兄と、弟が、家の前の坂で、キャッチボールをしている。
それの奥に、しゃがんで、母親が見ている。

自分の腹から生まれた生き物、2人が
ボールを投げ合っているのを見るのは、
どういう気持ちなのだろうか。

僕の母親が、
僕と弟は東京で会って遊んだりしないのか?
と、よく聞く。
そのとき、どんな気持ち

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4/22

厄介に曇り、寒い。
自然からのメッセージを素直に受け取るなら「死ね」って言われてるよね、と彼女と話す。
自然に耳を澄ませると、「死ね、死ね」と言っている。
笑えるイメージ。

歩いて蕎麦屋に向かうのだけど、意外と遠いし、薄明るい曇り空は歩くだけで疲れる。蕎麦屋は臨時休業で、別の蕎麦屋に向かうと、蕎麦屋の前の道路の往来で、選挙演説とその応援と聴衆が人だかりを作っていて、蕎麦屋はもう閉店していた。

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4/21

局所的に見たら僕の怠慢というふうに見えるかもしれないが、大局的に見たら僕は全く悪くなくむしろ善だったのだ、ということを、どうやって、あなたにわかって貰えばいいのか。
怒られた。

全く反省していないので、返事はしなかった。
いくら僕が悪くなくても、怒られるとゲンナリする。
こんなゲンナリするのは、ナイーブすぎるから、やめたい。
暑い。
動揺していないと自分に言い聞かせるため、景色をじっくり眺めたり

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4/20

4/20

今日も米を炊いている。この寮は部屋に独立した水道とトイレがなく、共用で、それが一番のストレスだ。共用の水道で米を毎日研いでいるのはおそらく僕だけだ。味噌汁を「料亭の味」に変えたら、うますぎて驚いた。出汁の味はほとんど自宅で作るものと変わらない。代用生活もあと一週間で終わる。

昨日も話したビックボーイとココスがある国道に、カフェがあるのにはだいぶ前に気づいていた。

今日は午前で実習が終わって、暑

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4/19

夏日。雲は薄く引き延ばされてあって、それだけ4月っぽかった。
この日差しがだんだん手に負えなくなると、夏なんだなと思った。

先生の諮問に耐えて、ブコウスキーの『郵便局』を読みながら坂を下る。
ページが白くて、日光の反射で網膜に焼き付くほどだった。
白いつつじが、重なって咲いていた。
200円くらいで読めたらいいのに、という内容。
でも、光文社古典新訳文庫なので1100円する。
内容の理念と、合っ

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4/18

4/18

曇りで、外来見学は何もしない。
午後は待機で、ピッチが鳴るのを待つ必要があった。
何も手につかないので、ピッチを横に置いて寝る。

起きて、彼女と電話をする。
彼女が街を歩いている。
街の音がする。
『街とその不確かな壁』を読みながら話していたが、もうその文体に飽きている。

夕方になってやっと雲が切れてきて、夕日がぼうっと見える。
もう待機しなくていいので、散歩に出る。
なんだか、あきたりない。

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4/17

4/17

昨日の夜、駅から寮に帰る途中、遠くで何度か、稲妻が走った。
音は聞こえなかった。
千葉のここは、山が見えない。夜に稲妻で空全体が光ると、その平野の広がりが一瞬見渡せる。すぐに暗闇に戻り、その広さが怖かった。

朝、病院に向かうために外に出ると、つつじが咲いていた。
地面も車もつつじも濡れていて、深夜にあれから雨が降ったことがわかる。
寮の周りには土が多いので、濡れた土の匂い、蒸れた土からの照り返し

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