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日記

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2023年3月の記事一覧

3/31

3/31

朝起きてコメダ珈琲に行くことができる。
これだけでめずらしい1日ということができる。豆をくれるときとくれないときがある。
高いので、ゆで卵を久しぶりに食べる。

2種がけのカレーを食べる。
片方がアサリのイエローカレー
片方がチキンのトマトカレー
その間に堤防のようにご飯が敷いてある。
堤防を、両脇から崩していき、細い堤防にしていく。
崩れるとイエローカレーがトマトカレーに流れ込む。
混ぜて食べる

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3/30

渋谷でカヌレを買う。常温で1日、冷蔵で1週間、冷凍で1ヶ月持ちますと言われ、持ち帰りの方式を聞かれているのかと思い、冷蔵でお願いします。と言ったら、あ、はい。と言われる。そこで、これはただの説明だったんだなと理解する。

駒場で芝居を見る。男が二人いて、それぞれ検事と物理学者で、それがK2、世界第二位の山に登る。絶壁の途中の岩棚で、一人は足を怪我している。それで、降りようとする、芝居。

吉祥寺で

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3/29

3/29

今まで大学の長期休みというと、演劇をギリギリまでやっていた。
学期中には演劇はとてもできないので、夏と春の休みを使って公演を打つしかなかった。それでいつも公演が終わると、もう3日くらいで大学が始まり、ほとんど休めないままに休みが終わっていた。
逆に2020年からは、演劇をしていなかったので、2ヶ月のフルの春休みを過ごすことになった。これは、長すぎて弛緩し、実家で寝るだけに終わる。
今回、2023年

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3/28

3/28

『フェイブルマンズ』をみる。
映画の、編集することについての話だった。
撮られた素材の、何を映画にして、何を映画にしないのか。

2月の末、もう1ヶ月以上前に、『叫び声』という一人芝居をやって、そこでは役者の奥山と、作者の僕の実体験に、大江健三郎の小説や実際のエピソードや、僕の創作を混ぜた話をした。
最終的に奥山は奥山として登場したり、僕も将来の僕として登場したりするわけだが、普段あまり芝居や私小

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3/27

3/27

4月から東京で働くことになった後輩の、引っ越しの手伝いをした。

こう書くと、なんだか自分がよくある、フィクションの中の先輩になったみたいで居心地が悪い、と、後輩に言った。
「今日の日記はどう書こうかな」
と、別れ際、駅舎の中で言った。「例えば、『後輩の引っ越しを手伝った』から入って、めちゃくちゃサブカルっぽくすることもできるわけだ」

「3月20日から日記書いてるんだけどさ、3月20日に『4月か

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3/26

3/26

海に行けそうなチャンスがあるなら、いくことにしている。
海でなくとも、初めていくところではGoogleマップで、水の領域が多いところを見つけて、そこを目指して散歩する。
富山は、富山駅と富山湾の間が、そんなにないように見えた。
調べると、歩いて1時間30分とある。
雨が本降りだったので、路面電車でいくことにする。

路面電車は、最初は車道の真ん中を走っていくが、駅を越えると普通の鉄道のように独立し

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3/25

厚い、雪の層があってそれが、舗装された道路から除けられて、ずり落ちている。
ずり落ちた先、谷の、ずっと下には、川が流れていて緑色に濁って見える。つづら折りの道が、山奥へと登っていく。
バスは、降ってくる車を、横にそれて待つ、ということを繰り返しながら、つづら折りの道を、登っていく。

SCOTの『トロイアの女』を観るために送迎バスに乗った。僕を含めて六人が乗った。12:00に、富山駅北口のバスター

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3/24

3/24

例えば、
横浜STスポットでスペースノットブランクの『本人たち』を観る。
と書いて、この日記が始まる。

一昨日の話の続きをしようと思うが、
散文の配置に作者の意図が関わること、
それは、この日記においてもそうだ。
「一日」という、あまりにもスカスカした散文性に対し、
何らかの拠って立つところ、
例えば、
その日を”象徴”するような出来事、その日みた本や映画や演劇、その日考えた抽象的なこと、からア

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3/23

苦役の日。
雨が降っていた。

行く時の電車は良かった。
雨も弱かった。
京急蒲田駅から、品川駅は、京急線の快特で、一駅、たった7分で着く。
たまに、新幹線のように座席が前向きの、進行方向と平行になっている車両が来る。
今日もそれだった。
それに座れたとき、特に隣に誰も座っていないときは、いつも、幸福を感じる。
7分間、一駅なので誰かがもう、座ってくることはない。
スマホも本も、景色さえも特に見な

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3/22

何度か起きて、本を読むなどしたが、また寝て、起きたときには6回裏になっていた、WBCの決勝。

野球のそれぞれは、なんの喩なのだろう、と思ってみる。

ボールをバットで打って、それが捕球されて塁に送られる前に、走り、塁に接地しようとする。アウト、セーフの判定を行う人物がいる。観客席までボールが飛ぶとその手続きがパスされる。走者、捕手、投手、打者。

当然、それぞれは喩ではなく、そのもの、それ自体で

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3/21

3/21

数学の板書をする夢を見る。
むかしから、何度も見る夢。

山形東高校では、数学のワークの答えを配布しない。それを含めた代金を払っているのに。
そのワークを予習として解いてくる。
そして数学の授業がある日の朝、数学係が指示書を持って教室にやってくる。ワークの問題番号と生徒の出席番号が書かれた紙。
問題が割り振られた者は、授業開始前にその問題の答えを黒板に板書しておかなければならない。

授業が始まる

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3/20

 蒲田の桜を見にいく、日当たりのいいところだけ咲いている。
 昨日八王子で演劇を観に行って、そのまま銀座で高いイタリアンの店に行き、友達とたくさん話したので、疲れて、今日は昼過ぎまで寝ていた。
 明日から雨が続くらしく、今日が最後の晴れなので、勿体無く思い、桜の様子を見に行った。
 
 桜がありがたいものだ、という認識は、自分の中で、いつ生じたものだろうか。寒河江市から山形市に引っ越してすぐに、霞

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