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誉めて、誉められ、また誉める
noteのコメントは愛にあふれていて、
それはそれは、語彙豊かに褒めてくださる。
私はぺこぺこくねくねしながら読み、
返信させてもらっているが、ハタと思う。
熱量を読み違えてないだろうか。
例えば、
「面白い」
「わ、ありがとうございます!」
というやり取りで、
コレ、実際の気持ちの熱量として、
「面白い」(10%)
「わ、ありがとうございます!」(100%)
と、90%の差がある場合において、
この「わ、」と「!」は恐怖を生むのではないかという懸念。
しかし、こちらとしては、相手のご厚意の熱量はわからずとも、感謝の表現として「ありがとうございます」だけでは到底足りない。
このジレンマ。
そんな刹那、いつも参考にさせてもらっているしーけんさん【思考・健康の毎日投稿ノート】に紹介していただいた。
更に、難病のご主人と共に闘うぴっぴさん
のマガジンに追加していただいたり
もう、ありがたすぎて震える。
他にもフォロー、スキ、コメントくださる方がおられ、これまでの人生で、誉め言葉の最高位が「やればできる子」だった私は、
この感謝を表現する言葉がみつからない。
そんな私が住んでいるのは、
誉めて、誉めろ、大国のイギリス。
「僕のワイフは〜」からはじまり、
お子さんを褒めると、
「知っている。かわいいだけではなく頭も良い」と真顔で言えるお母さんも多い。
先生もそう。
子供がテストで98点を取ると、ミスした2点を追求したくなるが、
先生は取れた98点の方を褒めちぎる。
中学に入ると、親が先生に会う機会はぐっと減るが、なんと、自宅にポストカードを送ってまで誉めてくれるという、熱の入れよう。
ポストカードには「Congratulations !」と、
盛大に花火が打ち上がった写真と、
おもてには先生から手書きで、
◯◯(教科)がよくできました、Well done!とメッセージが書かれている。
イギリスの中学は5年間。
生真面目なうちの娘は、1年で30枚はもらっていた。
卒業まででザッと150枚。
こんなにしてまで誉めていただいて、
ありがとうございますと、
毎回拝んでは受け取っていた。
受け取っていた、
受け取っていたよ。
が、
息子の方は、中学に行きだして3年になるが、1枚もこない。
そう、1枚も。
そう思っていたら、
入学3年目にして初の記念すべき一枚が届いた。
![](https://assets.st-note.com/img/1642024050636-tRTdDxY4fG.jpg?width=1200)
今回はどの教科を褒めていただけるのか。
Math(数学)かな、 English(国語)かな?
あ、Biology(生物)とか?
まあ、息子のことだから、唯一得意なPE(体育)かな、やっぱり。
そう思って苦笑いしながらハガキを裏返したら、
Registration (朝の出席確認)
だった。真顔。
うちの息子、そんな良い返事しましたか。そうですか。