未来の笑顔のために、つくる責任。
"時間を止めた一皿で、笑顔の連鎖を広げる"
「大型(10トン)トラック、約1,433台分。」
果たしてどれくらいの量にあたるのか、パッと想像がつかないほどに大きい数字。
この数字は、日本の1日あたりの「食品廃棄量」です。
日本では、食品事業者・一般家庭からそれぞれ約5割の食品ロスが発生しています。
長期保存が可能にする、食品ロスの削減
日々の生活の中で一人ひとりが少しずつ。
意識し、取り組めば、削減ができる。
「冷凍の一皿」は食品ロスの削減に繋がり、持続可能な社会の実現を目指せる可能性があるのです。
食材・食品を捨ててしまった理由を見てみると、新鮮な状態での長期保存が効かずやむをえず捨ててしまっている事が分かります。
その一方で、現実には食品を捨ててしまっているものの、人々の食品ロスに対する価値観は変化してきており、約6割の「残さず食べる」の後に、食品の「保存性」を意識した行動がとられている事が読み取れます。
また、賞味期限・消費期限に対して「消費予定に関係なく、なるべく期限の長い商品を購入している(47.3%)」と回答した人の割合が約5割であった事は "家庭での食品ロスを発生させたくない" という意識より「少しでも長期で保存出来る商品を」という購買行動への現れなのかもしれません。
一人ひとりの削減が、持続可能な社会の実現に
環境負荷や食糧危機、貧困・飢餓など。
一人ひとりが食品ロスを削減する事は、社会そして世界が抱える課題の解決に繋がります。
食品を廃棄処理する際に排出される、温室効果ガス(CO2)。
驚くべき事に、日本は温室効果ガス排出量「世界第5位」
ドイツをはじめとする6位以下の排出量が全体に対しての割合1%台である中、日本は3.2%と高いのです。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調べによると、焼却だけでなく埋め立ても必要とする "食品" の廃棄に起因する温室効果ガス排出量は約1,566万tCO2eq.と推計され、日本の温室効果ガス総排出量の1. 2%程度に相当するものと評価されています。
また、温室効果ガス排出量については上位2位が一般家庭からの「そう菜・すし・弁当」「野菜」である事から日常生活での「少しずつ」の取り組みがいかに重要であるかが分かります。
一事業者・一消費者ともに皆で食品ロスを削減できたら。
環境問題の解決に繋がるだけでなく、食料資源の有効な活用も促せる。
途上国を中心とする十分な食料が得られず栄養不足にある人々の助けに繋がる可能性、将来起こりうる食糧危機に対する対策となる可能性があるのです。
「時間を止める一皿」で食品ロス削減に繋げたい
冷凍技術により「消費期限という時間的制約がある一皿」から 「長期保存可能な一皿」を作る事が出来る。
事業者として、「作り過ぎによる食品ロス」を防ぎ「いつでも食べたい時にあたたかい一皿をお召し上がり頂ける」機会を提供出来る。
また、お客様も一消費者として「食べたい時に、手軽にあたたかい一皿を食べる」事が可能となり、うっかり常温・冷蔵保存していた食材・食品を捨ててしまうという事を防げるのです。
ABCの「あたたかい一皿」を通じて、食品ロスの削減に繋げられたら・・
想いの背景は、一杯のお味噌汁から
「作り手の心、そのものを表す」
だからこそ、一口すすった時にその心が伝わる一品でありたい。
創業当時から強いこだわりが受け継がれている、キッチンABCのお味噌汁。
実は食品ロスを無くすべく、仕込みの際に規格サイズ外となってしまった鶏肉や豚肉、野菜は余すところなく食べられる部分すべて。
大鍋に入れ、じっくり煮込み、旨味を引き出し、こだわりの一杯を提供しております。
例えば、しいたけは写真のように石づきを取り除いた軸の部分までを使用。
「目の前のお客様に笑顔になってほしい。」
その想いの実現を彩ってくれる材料たちを大切に余す事なく、一番ベストな状態を引き出すのが、作り手としての私たちの役目なのです。
みんなで果たす、つくる責任つかう責任
「食べたい時に、手軽に、最後の一口まで」
皆さまにお召し上がり頂き、笑顔になって頂けたら・・。
幸いです。
ちなみに・・冷食の包装も廃棄物を減らせるよう選定・簡素化しております。
お弁当の容器は、i-タルクを配合している為、通常のポリプロピレン(PP)容器と比べてプラスチック使用量 40%の削減に・・・!
時短調理で手軽に食べられ、洗い物も不要で、環境にも優しい。
「あたたかい一皿」
是非、お楽しみください☺︎
少し長くなってしまいました・・・!
本日も最後まで読んでくださり有難うございます!