高松散歩 -川島猛展,伝説の喫茶店,猪熊さんの県庁壁画
短い高松の旅、最終日。その日は船には乗らず、街を歩いた。
川島猛 展@高松市美術館
高松市美術館開館35周年記念 特別企画「川島猛展」。
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60年代、70年代、80年代、と、年代を追って代表作が展示されている。まずは、作家の代表作のひとつ、Red and Blackから。
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そして最後は、近年の作品が展示されている。
引いて全体感を観たときと、寄ったときの印象がかなり異なる作品だ。線を目で追っていくと、凄みのようなものが見えてくる。
ブランチギャラリー
高松市美術館の外にも、作品が展示されていた。
美術館近くのアーケード。市の施設のショウウィンドウの中。
これからここに何か商品が展示されるのか? という感じの陳列棚っぽさ。しかしよく見ると、棚にしては完成度がとても高くて「えっ」となるような、面白さがあった。
喫茶 城の眼
美術館の近くに、芸術家が集った(っている)、60年代に生まれた喫茶店があるというので、立ち寄ってみた。
店内には「撮影ご遠慮ください」、の貼り紙。60~70年代風のインテリア、壁のタペストリー、調度品は、目で楽しむだけとした。
ランチ時間は終わっており、店内にはわたし一人となった。細く流れるクラシック音楽を聴きながら、ホットカフェオレをいただきながら、鞄に入れていた文庫本を読んだ。
高松県庁へ
「城の眼」を後に、高松県庁を目指す。
ここにやってきた、きっかけは、
丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館の、常設展示だ。
猪熊弦一郎の手掛けた壁画を観に。
「写真、いいですか?」と受付の方に聞くと、慣れている感じで「どうぞ」という笑顔が返ってきた。
ロビーには、香川県庁舎についてのパネル展示が。
建築家・丹下健三。
丹下健三から猪熊弦一郎への手紙。
2階に上がってみた。
階段を下りて再びロビーへ。
外に出て、
ガラス越しに眺めてみる。