瞳のなかの世界 -yuta okuda solo exhibition
某日、六本木ヒルズ。
このウィンドウに惹かれて、六本木ヒルズA/Dギャラリーへ。
作家はTAKEO KIKUCHIでの4年間の勤務を経て、2016年よりアーティストとして活動、という経歴。下のリンクのサムネイルが「線のみで構成された細密画」の作風ということだろう。
”with gratitude”シリーズ
「混ざり合う絵具から生まれる偶発性とペンによる緻密な必然性を織り交ぜた世界」。近寄ると、ふんだんに使われた絵の具による立体感がある。
そこからくるふしぎな躍動感。でも、画面からは重力が感じられず、ふわっと浮遊しているか、あるいは時間を一瞬止めたように見える。
咲き乱れる花々。
”children watching you”シリーズ
花の世界と、ポートレートが交錯する。
瞳の中に、世界が映る。
”children watching you”。描かれた一人ひとりの瞳のなかに、そこに映る世界に惹きこまれていく。
”……watching you”。