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丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館

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好きな美術館のひとつ、丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館。瀬戸内海の島旅をする際に訪れていこうと思います。
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再び常設展を訪ねて -丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館

 9月某日。高松駅から、  丸亀へ。  丸亀駅のすぐ横、丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館。約1年ぶり。  アーティスト、猪熊弦一郎とは  美術館そのものも、やさしげな雰囲気に満ちている。 「GETA」のモニュメント  常設展は2階。階段前のこのモニュメントに、まず癒される。

高松散歩 -川島猛展,伝説の喫茶店,猪熊さんの県庁壁画

 短い高松の旅、最終日。その日は船には乗らず、街を歩いた。 川島猛 展@高松市美術館 高松市美術館開館35周年記念 特別企画「川島猛展」。 ■ ■■  60年代、70年代、80年代、と、年代を追って代表作が展示されている。まずは、作家の代表作のひとつ、Red and Blackから。 ■ ■■

企画&常設展の静かなコラボ@丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館

 丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館。エントランスにはこんな変化が。  何が起きているのかは、企画展にヒントがある。 作家の人柄があふれる美術館 わたしが、強く想いを感じる美術館がある(数少ない、行ったことのあるなかで、ということだけど)。  例えば、アーティゾン美術館であれば、コレクションの絵を、自分のところだけに留めておくのでなく、広くみんなに観てほしいという使命感、  地中美術館であれば、現代アートの島・直島において、印象派のモネの絵を、いかに美術史の流れに沿いつつ、

複数のアートが織り重なる -須藤玲子[NUNOの布づくり]@丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、再び。  本稿は、企画展の須藤玲子[NUNOの布づくり]について。 美術館入口のインスタレーション まず、美術館正面の「作品」が目を引く。これは、展示の一作目、インスタレーションと捉えていいのだろうか。  JR丸亀駅前の広場から観るとこんな感じ。  巨大な布(カーテン)?が風に揺れる。まるでこれから、舞台がはじまりますというかのような。  美しく、そして飽きないパブリックアートだ。  この入口展示からも「ただの企画展ではないのだろう」

[猪熊弦一郎展 画家としてのはじまり]丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館

 丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館で開催中の、企画展の話を先日書いた。  同美術館を訪ねるのは2回目だ。出発地は前回同様、高松。  四国の電車路線図は、旅人にとっては新鮮だ。  JR丸亀駅出口すぐの立地。  壁画と立体作品が出迎えてくれる。  前回は、晩年の、モダンで軽やかな画風の作品を中心に堪能した。  今回は、35歳までの若き時代の作品が展示。そのなかで、「いいな」と思った作品を中心に、記録していく。 ■《横臥裸子と鳥達》1991、アクリル・カンヴァス、96.0

[群]としての作品 -中園孔二「ソウルメイト」@丸亀市 猪熊弦一郎現代美術館

 成田から再び、高松へ。  いつものように、スケジュールが空いたところに滑り込ませた短い旅。天気は全国的に変わりやすく、崩れつつあったのだけど、「島には1日行かれればいい、悪天候ならば美術館巡りでもしよう」と調べていて…見つけてしまった。  どうしても行かなければという気になり、天候は回復したのだけど、フェリー乗り場の方には向かわず、高松駅から丸亀まで。  ちなみに、猪熊弦一郎作品の常設展も、前に訪れた時(下の記事)とは異なる時代に描かれた、異なる趣の作品を愉しめたので

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

 猪熊弦一郎=1950年、三越の包装紙をデザインしたアーティスト。 (ちなみに、当時の三越宣伝部の担当者でありデザイナーは、やなせたかし氏。包装紙内のロゴは、やなせ氏が描いた、と後述の本にあった)。 カフェの本に導かれて、丸亀まで  ほぼ1年続けてきた島旅も、3月で一区切りの予定。今回の滞在は少し長めで、天候の理由から、島に渡るのは後半にしようと思っていた。そもそも、体力的にかなり疲れてもいた。  そんなさなか、ホテルのライブラリカフェでこの本に出逢う。ぱらっと見ると