JUNA

人財育成・組織開発の仕事一筋25年、フォロワーシップ協会の代表を務めています。「mote」ではフォロワーシップにまつわる日常ネタを発信し、皆様がフォロワーとしての自身を磨き、いつも何かに貢献し自分らしさを実感している日常を応援し続けたいと思います!

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人財育成・組織開発の仕事一筋25年、フォロワーシップ協会の代表を務めています。「mote」ではフォロワーシップにまつわる日常ネタを発信し、皆様がフォロワーとしての自身を磨き、いつも何かに貢献し自分らしさを実感している日常を応援し続けたいと思います!

最近の記事

フォロワーシップを活かしたこれからの企業経営と労働組合の立場

労働組合への関心   この一年、春闘による賃上げ、ストによる資本経営への抵抗など、労働組合に注目が集まっている。   では、労働組合が組織内に存在している事は、企業経営にとってプラスかマイナスか?その答えは、企業経営者、従業員の双方がフォロワーシップを活かしているか否かで左右される。   昨今の企業経営の傾向   企業経営者は、人的資本経営、個を活かした経営の名のもとに、人事や組織開発面において取組みを進めている。「エンゲージメントが生産性を左右する」となれば、無視できない経

    • フォロワーシップの根源にある「自我システム

      フォロワーシップ研修 先日、某大手機械系メーカーの管理職研修の一コマとして「フォローシップ研修」を実施しました。その中で、日本のフォロワーシップの第一人者の同志社大学松山教授が提唱するフォロワーシップ論に基づき、「自我システム」について探求するフェーズを設けワークショップを展開しました。   本稿では、その一部をご紹介しながらお話を進めます。 自我システム   自我が確立しているか否か、それは誰にも判断できないものです。しかし、この自我システムというものが何かの拍子に作

      • フォロワーシップ・バランスを整えるリスニングとアサーション

        「聴く・伝えることで相手から得られるもの」 フォロワーシップを発揮するときそれは、自身からみて相手がリーダーの場合もあれば、フォロワー同士の関係もあり、または形式上の部下(フォロワー)のケースもあります。   相手の立場に拘わらず、自身が協働型フォロワーシップを発揮することで、得られる共通のものがあります。   それは、フィードバックによって得られる新たな知恵です。   貢献力と批判力 フォロワーシップを構成する要素は、ロバートケリーの理論に当てはめると「誠実な貢献力」

        • フォロワーシップベースの関係性づくりのススメ

          「関係性」って実に曖昧な言葉です。 「関係」と表現すれば、親戚関係・親子関係・上司部下関係・雇用関係・所属関係など、明確にその言葉の意味を説明できます。お互いにどのような立場なのか明確であり、限定的です。   しかし   「関係性」となると当たり前ですが、曖昧さが付きまとう。答えが明確ではない分、日常の中で見落としがちな言葉です。だからこそ大事なことだと思っています。   特に、人と人との関係性は答えがない、というか日常的に創っていくべきものです。でも、感情がぶつかり合った

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        • フォロワーシップの根源にある「自我システム

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          私たちの日常に彩りを添えるフォロワーシップの未来

          フォロワーシップ論のフロー フォロワーシップの生みの親とも言える、米国のメアリー・パーカー・フォレットは20世紀初頭にマネジメント哲学者として活躍した人物です。フォレットは、リーダーシップとは、一人の人間に求められるものでも人に対して権力を行使するものでもなく、組織全体の利益のために統合して高めていくもので、課題に気付いた人がリーダーとなり、リーダーを固定せず状況に応じて交代していくべきだと主張しました。   1970年には米国のロバート・グリーンリーフが、やる気も能力もあ

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          私たちの日常に彩りを添えるフォロワーシップの可能性

          寄稿スタートにあたり 私たちは、人と人、人と組織、人と社会という多様な関係性を調整しながら生きています。フォロワーシップに関する本寄稿が、多様な関係性マネジメントの鍵になり、私たちの日常に彩りを添えられるのか、探求の旅をスタートします。 日々の生活で、リーダーとフォロワーを意識して人と向き合う局面はごく限られています。 あるとすれば、会社で部下の立場で理不尽な指示を受けたときに、受動的に従うフォロワーを演じたり、納得のいかない上位層からの指示をリーダーとしてフォロワーに

          私たちの日常に彩りを添えるフォロワーシップの可能性