例え話のお話。
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
機嫌がよいわるいの機嫌の話を前回お話させていただきました。
「ご機嫌よう」なんて挨拶がご婦人の間でされているとかいないとか、映画やドラマ、アニメなんかでは見たことがあるのですが実際はどうなんでしょうか、フィクションなんでしょうか、ノンフィクションなんでしょか。でも六本木ヒルズあたりではそんな挨拶がいきかっているのでしょう。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
「例えば」から始まる話が好きだったりします。分かりにくいことを分かりやすく、理解しにくいことを理解しやすく、遠い存在だったモノを近い存在のモノになんてことを例え話はしてくれます。
例え話をするには、相手がその例える側のモノを知っていなければなりません。さまざまな人に伝えるのならば、そのさまざまな人たちがそのモノを知っていなければなりません。
ひと昔前までこの国では、野球なんかによく例えられていました。みんなが知っているスポーツです。最近でもいつつの輪の大会で金メダルをとるくらい強く、6時のニュースなんかでもアメリカに渡った青年がホームランを打ちましたとか、投げては何三振をとったとか、リアル二刀流ですだとか、何かと興味を持たれてニュースになるスポーツです。しかし、テレビを見ない世代にとって野球を嗜まない人々にとっては、いまいちピンとこないスポーツになってしまったのも事実です。万人に伝えるにはやや難しい存在になりつつあります。
では、車に例えましょうか?しかし近年、この国では車の売上はいまいちだと聞きます。若い世代が乗らなくなったとよく見聞きします。でも免許書の取得率はさほど変わっていないらしいって話もどこかで聞いたか読んだかしたのですが忘れてしまいました。なら、調べろって話ではあるのですが、急ぐ例え話があるので先を急がせていただきます。
だったら車の例え話はできそうですが、車自体の構造や仕組みなんてものはそもそも難しく免許書を持っているからと言って、たとえ話せても例え話にはならないですね。
「構造の話で例えようとしていたの?いやもっと燃費や馬力やハンドルの遊びとかの例えでいいじゃないかい」と私が分かりやすいモノを提案してくれた。
「お、さすがだね。頼れる存在だ。一家に一台私が必要だね」と持ち上げたのだけれど、
「私は機械ではない」ごもっともな返事がきた。
例えるのは難しい。
少しシフトをチェンジして車の例え話で思い出したことがあります。今や偉大な将棋の棋士である藤井聡太氏がプロの世界に足を踏み入れたデビュー当時、高野秀行氏が「性能の良いマシンが参戦すると聞きフェラーリやベンツを想像していたらジェット機が来たという感じ」と見事な例え話で将棋の分からないボクたちに最も分かりやすく凄さを伝えました。
桁違いをこんな分かりやすく優しく、そして大げさではないように伝えられるでしょうか。
それが大げさでないと言うことは、今の活躍を見れば一目瞭然です。
「でも、藤井聡太くんもマシンじゃないからね」とごもっともなツッコミが私から来たのだけれど、
「あくまでも例え話だからね。みんなが理解しているよ。そもそも例え話と言うのは人間をほかの何かに見立てて、た・と・え・て、表現することだからね」
と今日は私をボクが丁寧に諭してみせた。
「そうだった」と私は失敗したと罰のわるそうな顔でつぶやいていた。
将棋棋士の敬称は名人や竜王、9段とかすると思うのだけれど、詳しくなく不勉強なので、それが正解なのかは分からないので、「氏」とつけさせていただきました。
どなたかお詳しく方などいれば、いつものごとくこっそりと教えていただければ幸いです。
そうなると、みんなが知っているモノ。今、最も分かりやすい例えは、スマホなのか・・・なんて思ったり思わなかったりしている。
5Gや4Gとアプリとかで例えるのが分かりやすそうだけれど、分かっているようでわかっていないのが5Gに4Gだ。早くなるっていうことは分かるけれど、これがどれくらいのスピードの違いなのかがさっぱり体感できていない。もちろん、ボクは5G対応機種ではないから体感できようもない。
「4Gくらいのスピードで出来ると思っていたら、5Gやで」
って例えられても全くもってピンとこない。東京ドーム3個分くらいピンとこない。甲子園3個分ならばと言われてもピンとこない。と言うのを以前書いたことがある。話したことがあるなとほかのことを思うくらいピンとこない。
ピンとこない例えで東京ドームや甲子園は、ピンときそうなので、きていそうなので再びの登場したのだった。
とちょうど時間がくると、思っていたらあと少しあるみたいだ。
だけど、もうひとつ例え話をする時間はないみたいなので、このあたりで。
みな様のごコメント、ご意見、ご感想、ご批評などなど
お待ちしております。
今回もありがとうございました。
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