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正義感と生きづらさ。
いつもありがとうございます、SAです。
正義感が強いのは決して悪いことではないのですが、人や物事をジャッジする癖があると無意識に自由を制限してしまい、自分自身も息苦しさを感じやすくなります。
何が正しいのか、間違っているのか、ある程度の基準はあるけれど実際は人によって価値観が違いますし、そもそもみんな弱い部分や至らない点をたくさん持っていて、頭では理解していてもそのように行動できないことも多々あるのです。
それが人間という未熟な存在のかわいさ、おもしろさ、伸びしろだと私は思っているのですが、正義感が強いとそうした一面をなかなか許すことができなくて苦しくなってしまうんですよね。
そして、自分は間違っていない、正しいと証明したくて共感を求めるけれど、価値観、正義は人それぞれ異なるので理解されないことも多く、真面目過ぎる、めんどくさい、頑固、融通が利かないなどと言われてさらにモヤモヤすることも少なくないでしょう。
そうなると、自分の信じている正しさと現実のギャップに苦しむだけでなく、共感が得れらない自分はダメだなんだと自己否定で苦しくなる可能性が高いのです。
いま社会にあるルールは基本的には生きやすくするため、争いやトラブルを避けるためによかれと思って作られたもので、とても大切な指標です。
だけどもっと手前の価値観として、ルールを守ることが最優先事項だと思う人も居れば、ルールより自分の意思を大事にするべきだと思う人も居て、根本的な部分で大きく違うんですよね。
それに、ルールを守っていれば誰にも迷惑をかけないかというとそんなことはなく、良くも悪くもお互いに影響を与え合い、その中で赦し赦され成長していくのが共に生きるということなので、自分をジャッジするとそういう意味でも苦しくなります。
より善く生きることはとても大切だけど、こうするべき、こうあるべきと自分の物差しでジャッジせず、まずは受け入れること、自由を尊重することが心穏やかに生きるために大事なことだと改めて感じました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
何か一言でも感じることがあれば嬉しいです。