小説の力 熱くなる読書でした
『俺たちの箱根駅伝』池井戸潤さん
冒頭を読んだだけで、いつものリズミカルでテンポのよい文体に引き込まれました。選手たちがペース良くトラックを走っている足音が聞こえてくるような心地よさ。
(何度か書きましたが、私は池井戸さんの文体が好きで、『下町ロケット』を手本に勉強したことがあります)
駅伝の選手たち、監督、テレビ局のスタッフ。登場人物一人一人に熱い血潮が通っている感じです。 彼らにどんなドラマが待ち受けているのか、わくわくします。
上巻を読み終えたとき、役者が揃って