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青菜に塩的な毎日
2023年5月22日 00:28
「こっちに来なさい」厳格そうなお父さんが呼びかける。「はーい」すこし後ろ髪惹かれつつも、素直に従う子供。ショッピングセンターのキッズスペース、児童館、公園。あらゆる公共の場で見かける親子のやり取りだ。その親子のやり取りを見て少しため息をついた後、心の中にすっと見えない壁が建った。あっちとこっちを分ける壁。何度呼んでも遊びをやめる事の出来ない自分の子供を尻目に親子の姿
2023年2月27日 10:44
ピーヒャラピーヒャラパッパパラパピーヒャラピーヒャラ踊るポンポコリン私が小学生の頃にやってた番組が未だに続いてるなんてね。30年もデフレ経済だから新しい企画にチャレンジ出来ないのね、悲しいかな。知らんけど。ちびまる子ちゃんのある日曜日。外には夜に静かに降った雪が淡く薄く残っていた。そんな日に、タンクトップ一枚だけ着てずーっと過ごした男の子がいたとかいないとか。何で?なかやま
2022年9月19日 12:38
金曜日だっていうのにお菓子が何もないじゃないかと気づいたのは、ランドセルを重そうに背中丸めて青息吐息の窓際サラリーマンのような子供が家に辿り着いてから。おやつとは八(ヤツ)時に食べる食事で、甘いものを食べる習慣では無い。と何かの本で読んで以来、何となくお腹に溜まる軽食をと思って、おにぎりとか手作り白玉団子とかを提供するようにしている。いわゆる無添加至上主義と揶揄される部類に属していると思う。
2022年9月28日 00:02
親戚の可愛い女のコがヨルシカの事を教えてくれたときには、ヨルシカの事は知っていたけれど、でもどうせなら初めてヨルシカを知るきっかけは、その可愛い女のコ経由であれば良かったなと思う。『言って。』 のフレーズがとても印象的な曲だった。『言って。』というフレーズは、どう聞いてもティーンエージャーが彼氏にお願いしているようなそんな甘ったるい感じに聞こえた。制服を着ている女子。
2022年10月11日 22:49
梨を買った。特産というほどでもないけど、秋になると地元の梨がスーパーや道路沿いの直売所などに並ぶ。母が亡くなってからもずっと変わらず盆暮れには、田舎の農産物を変わらずに送ってくれる伯母がいる。九州の島にいる。小学生の頃は夏休み毎年のように子供だけで遊びにいっては、優しい伯父伯母やいとこ達に随分と甘えさせてもらった。伯母からの荷物を見るたびに、そんな記憶が蘇る。私も毎年地の物をと秋口には新
2022年10月9日 08:50
健康のためにと買った亜鉛サプリを朝に空きっ腹に飲んで、気分が悪くなって嘔吐したと言ってた夫がしばらくぶりに帰ってくる。アサリを買っておいた。亜鉛が多く含まれているらしい。帰ってくるの日の前日にはアサリを買い、3%の塩分濃度の水にアサリを入れる。食べるのは翌日なので、日を跨いで砂抜きをした。日を跨いでの砂抜きは人生初だ。砂抜きをしていると言うより飼育に近い感覚。食べる直前まで健気にアサリ