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月刊青木真也

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#プロレス

ジャンルに適したSNSの話 上野勇希さんがnoteを始めるの巻

ジャンルに適したSNSの話 上野勇希さんがnoteを始めるの巻

競技やジャンルに適したSNSがあると僕は思っています。競技やジャンルという属性で語るのではなく、個々の向き不向き適正もあるのは重々承知なのですが、一般論としてそのSNSに適したジャンルがあります。

僕の見立ては格闘技はTwitterとYouTubeとの相性が良くて、プロレスは音声と文章の相性が良いです。TwitterとYouTubeの隆盛に引っ張られるように格闘技も活発になっていますが、音声メデ

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プロレス初め 年末できっかけを掴んだ中村圭吾さん覚醒でおじさんは隣で嬉しい話

プロレス初め 年末できっかけを掴んだ中村圭吾さん覚醒でおじさんは隣で嬉しい話

2025年青木真也のプロレス初めは1月3日DDT後楽園大会でした。会場&配信で応援頂いた方々ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

正田壮史さんが病欠したおかげで佐藤光留さんとのDDTリングでの初遭遇となりました。正田壮史さんには失礼ですが、「青木真也対佐藤光留」が正田壮史さんのおかげで実現したのは僕達にとってもお客さんにとってもお年玉だったように思います。今年はいいことがありそう

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2024年を振り返る 「変化」の年 僕は変化に対応できる仕込みをずっとしてきていた

2024年を振り返る 「変化」の年 僕は変化に対応できる仕込みをずっとしてきていた

少し早いけれど、2024年を振り返ります。

年末に突入すると年明けまで「一気」だと思うので、今のうちに1年を振り返っておくとします。体感としては2024年が始まって3ヶ月くらいしか経っていないのですが、気がついたら1年が経っていて年齢を重ねると時間の体感の早さには驚きます。

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祝 青木真也「東スポプロレス大賞技能賞」受賞 プロレスラーとして認められたの巻

祝 青木真也「東スポプロレス大賞技能賞」受賞 プロレスラーとして認められたの巻

青木真也が「東スポプロレス大賞」の技能賞を受賞しました。
いつも応援してくださる皆様のおかげです。

賞やタイトルに無頓着な僕ですが、真摯に取り組んできた「青木真也のプロレス」が評価されたことが素直に嬉しいです。受賞の連絡を受けたときには珍しく込み上げるものがありました。久しく忘れていたじわりと体温の上がるあの感覚でした。

青木真也は現代プロレスにおいて好き嫌いの分かれる異種なことは承知していて

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KO-D無差別級 青木真也 4度目の王座防衛に失敗 クリスブルックスさんに「ギブアップ負け」の巻

KO-D無差別級 青木真也 4度目の王座防衛に失敗 クリスブルックスさんに「ギブアップ負け」の巻

KO-D無差別級王座防衛戦 クリスブルックス戦 「ギブアップ」の完敗でした。青木真也に「ギブアップ」させるクリスブルックスさんは強いと認めざるをえません。ただただクリスブルックスさんが強かったです。僕は完敗と認めることで先に進みます。

皆様、応援ありがとうございました。対戦相手のクリスブルックスさん、観客の皆様、関係各位に感謝の気持ちです。何より皆様の応援があったからこそ、ここまでやってこれまし

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明日に迫った KO-D無差別級選手権試合<王者>青木真也 vs クリス・ブルックス<挑戦者>  テーマが見えないが故に今までで一番危うい防衛戦

明日に迫った KO-D無差別級選手権試合<王者>青木真也 vs クリス・ブルックス<挑戦者>  テーマが見えないが故に今までで一番危うい防衛戦

メインイベント~KO-D無差別級選手権試合
<王者>青木真也 vs クリス・ブルックス<挑戦者>※第83代王者4度目の防衛戦11月4日の東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)大会でクリス・ブルックスさんを迎えて4度目のKO-D無差別級防衛戦。10月20日の防衛戦から2週間のショートノーティスでの防衛戦で、唐突感が否めないところではありますが、防衛戦は防衛戦で勝負のハードルが下がるわけではないの

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11月4日 墨田区総合体育館大会 KO-D無差別級選手権試合<王者>青木真也 vs クリス・ブルックス<挑戦者>

11月4日 墨田区総合体育館大会 KO-D無差別級選手権試合<王者>青木真也 vs クリス・ブルックス<挑戦者>

メインイベント~KO-D無差別級選手権試合
<王者>青木真也 vs クリス・ブルックス<挑戦者>※第83代王者4度目の防衛戦。11月4日の東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)大会でクリス・ブルックスさんを迎えて4度目のKO-D無差別級防衛戦を行います。前回の10月20日HARASHIMA &勝俣戦から2週間での防衛スケジュールは我ながらハードでした。これもまた王者の責任と思って全力で防衛しま

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フルネルソンの話 首を攻める格闘技の基本である

フルネルソンの話 首を攻める格闘技の基本である

格闘技でもプロレスでも「ネルソン」を大事にしています。

ハーフネルソンとフルネルソンどちらも使えて、ポジションも問わずにネルソンに入れるのは形ではなく、首を攻める概念として技術を覚えているからだと思います。技や形で覚える選手が大多数ですが、僕は構造と概念で技を覚えるようにしているので、応用が効きやすいです。僕が技をクリエイティブするように思われているのは、形ではなく概念で捉えているが故でもありま

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10月20日後楽園ホール KO-D無差別級選手権 HARASHIMA戦 等身大の青木真也が問われる

10月20日後楽園ホール KO-D無差別級選手権 HARASHIMA戦 等身大の青木真也が問われる

KO-D無差別級王座の2度目の防衛戦が今週日曜日に迫って参りました。今回の防衛戦は上野戦と遠藤戦に比べると軸となるものがないというか、見方が難しい試合になっているとは思うのですが、試合をする本人としてそれどころではない&シンプルに強さをぶつけ競い合えることに怖さと期待があります。等身大の青木真也が見れると言うか、出せるというか2024年10月20日現在の青木真也を過不足なく表現できる試合です。それ

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10月20日後楽園ホール KO-D無差別級選手権試合 防衛戦 HARASHIMA戦決定の巻

10月20日後楽園ホール KO-D無差別級選手権試合 防衛戦 HARASHIMA戦決定の巻

武知海青特需で沸く9月29日DDT後楽園ホール大会にて、団体最高峰のKO-D無差別級王座のベルトを巻いているにも関わらず、第一試合に回されて北を向いていました。それを見兼ねたのか好機と見たのかはわかりませんが、HARASHIMAさんが王座挑戦を表明してくれて10月20日の後楽園ホール大会で「KO-D無差別級選手権試合 青木真也対HARASHIMA」が決定しました。流石の流石に第一試合ではなくメイン

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29日日曜日 DDT ABEMA放送 青木真也のオープニングマッチと団体の余裕 

29日日曜日 DDT ABEMA放送 青木真也のオープニングマッチと団体の余裕 

オープニングマッチ スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負

青木真也&HARASHIMA vs 秋山準&中村圭吾

チケット完売。満員御礼。俺のおかげだ!と言いたいところですが、そんなことは微塵もなく他力本願の集客であります。と言いますのも29日 日曜日「DDT後楽園ホール大会」でLDHの武知海青さんがメインイベントでプロレス2戦目をされるということで、プロレスには珍しいチケットは即完売でABE

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「この仕事に先はあるのか」 情熱や努力の使い方

「この仕事に先はあるのか」 情熱や努力の使い方

最近の格闘技練習は「コンディション重視」に切り替えていて、成長よりもコンディションを重視するように負荷の調整をしているので、練習量を明確に減らしています。練習が義務から任意に変わったような感覚が自分にあります。

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「格闘技ED」と売れるものがあるから、売れなくていいものができる

「格闘技ED」と売れるものがあるから、売れなくていいものができる

先日のDDT名古屋大会で控え室が一緒だった阿部史典さんが、「青木さんがドキドキするような試合は塩っぱい試合」と仰っていて、「確かに」と膝を打ちました。2024年にチャクリキ(各自調査)に興奮して、RIZINでの皇治堀口が見たいと真顔で話す41歳のおじさんは、なかなかな老害で奇人で迷惑な存在だと自覚はしています。

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最近はQOLを大事に過ごしている話

最近はQOLを大事に過ごしている話

最近はQOLを大事に過ごすよう心掛けて、売上よりも豊かさを判断基準に選択をするようにしています。ようやく売り上げを気にすることなく(と言っても頭の片隅にはいつもある)、過ごすことができるようになってきたのですが、ここまでくるのは時間と何よりも売り上げが減る不安との闘いでした。

QOL=Quality of life(クオリティ オブ ライフ)は「生活の質」「生命の質」と訳されますが、要するに生き

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