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10月20日後楽園ホール KO-D無差別級選手権 HARASHIMA戦 等身大の青木真也が問われる

KO-D無差別級王座の2度目の防衛戦が今週日曜日に迫って参りました。今回の防衛戦は上野戦と遠藤戦に比べると軸となるものがないというか、見方が難しい試合になっているとは思うのですが、試合をする本人としてそれどころではない&シンプルに強さをぶつけ競い合えることに怖さと期待があります。等身大の青木真也が見れると言うか、出せるというか2024年10月20日現在の青木真也を過不足なく表現できる試合です。それ故に青木真也のプロレスが問われてもいるし、試合に対する怖さがあります。

公式のビジュアルのコピーが「最強の証明」と上がってきて、毎度の僕の意が介入しないところで上がってくるコピーではあるのですが、今回もまたプレッシャーを掛けてくるんだなと身が引き締まる思いでいます。試合を迎えるにあたって新宿の前哨戦ではHARASHIMAさんのやらせない強さを見せつけられ、福岡の前哨戦ではHARASHIMAの蒼魔刀で斬って落とされて、とてもじゃないですが「最強の証明」と言える立場ではありません。これは不動のエースの意地、HARASHIMAの意地だと思います。

強さを見せるなんて、僕の今の立場で到底言えたもんではないです。なぜならHARASHIMAさんにここまで強さを見せつけられているからです。SNSを見ると「HARASHIMAがグランドで渡り合えるのが凄い」と評されていて、グランドで対等になってしまったら勝ち筋が見えない一点突破型の僕としてはピンチ &屈辱であります。青木真也の存在自体を侵食されているとも言えるからです。ここまではしてやられています。

恥ずかしながら大の字でした

今週は基本に立ち返って練習をしています。立ち方、脇の差し方、抑え込み方、手の握り方と基本中の基本に立ち返って、精神を安定させることで地に足をつけてHARASHIMAさんと向き合おうとしています。慢心や虚栄心が少しでも入り込んで勝てる相手ではないし、自分の仕事に嘘偽りなく向き合ってこそ超えられる試合です。無駄な自意識や慢心はすべて捨て去って、真っ直ぐに向き合おうと腹を決めました。

王座挑戦の試合は上野勇希に引き上げてもらいました。初防衛戦は許可もなく勝手に中嶋勝彦を借りてきて軸にしました。今回はHARASHIMAさんと青木真也のシンプルな闘いであって、青木真也のプロレスの等身大が問われる試合です。小細工なしでぶつかれるし、小細工なしでぶつかるしかない試合です。

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