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写真の作為に疲れたら【車窓動画のススメ】
最近、写真を撮れなくなった。この風景いいなと思ってもカメラを構えて構図やピントなどを考えだすと、途端にその作為が嫌になって撮るのをやめてしまう。
どんなに質素で映えない写真でも、フレームの中に作為が充ちたキャラ弁のように思えてきて、疲れてしまいました。
そんな時、よく見ているのが電車の車窓動画。以前から作業用BGMとして見てたけど、最近よく見てるのが側面展望という動画です。
側面展望は進行方向に対して90度の風景を撮った動画です。
なぜ側面展望がいいのか。
側面展望動画は駅に停車した時にまるで写真のような静止画に近い風景になります。
この思惑を感じない無感情な風景が心地いい。
どんな画が撮れるかはカメラを置く位置とあとは電車が決める。
パンフォーカスで偶然にフレームで切り取られた風景。
無機質な静止画のようでも元は動画なので、気配を感じる不思議な風景。
前面展望の場合は見通しがよく、予めほとんど風景が見えている状態、出オチです。
側面展望はまるでスロットマシーンのように、停車によって風景が現れます。
自分で撮り歩いていたらこうは撮れない、撮らないという風景が現れるのが楽しいです。
バスの側面展望も楽しい。
※ ヘッダー画像はshoot japanさんの鉄道車窓動画 総武線各駅停車 四ツ谷~新宿 【動画素材フリー】から抜粋させて頂きました。