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短歌と詩でつなぐ『あの日、ふたり』サンプル(文学フリマ東京37にて販売)

2023年11月11日(土)に開催される文学フリマ東京37で販売する『あの日、ふたり』のサンプルです。

文学フリマ東京37の詳細については公式サイトを、この『あの日、ふたり』を販売するブース「カルトン」についてはこちらのページを、ご参照ください。



短歌と詩でつなぐ『あの日、ふたり』概要

作品名:あの日、ふたり(あのひふたり)
著者 :石丸明(いしまるあきら)
    峯本つづき(みねもとつづき)
判型 :A6
頁数 :16頁
価格 :200円

石丸の短歌と峯本さんの詩をリレーのように繋げて、あの日のふたりを描いてみました。


あの日、ふたり 冒頭


気づかないフリをしている君に気づかないフリする臆病な僕


目をちゃんと見られないのは
どうしてか わかっているのに
足りない呼吸
さまよう視線
まるで海の中のような
音のない時間を泳ぐわたし

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