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スポーツ業界で働きたい人のキャリア構築や勉強法について教えます

Ascendersがオンラインで行っている無料キャリア相談。まだ利用したことがない方も多いかもしれませんが、そんな皆さんに向け「どんなことが聞けるのか」「どんな状況の人におすすめしたいか」などを担当者へ直接インタビュー。

月30件前後は相談に乗るというスタッフの川合さんが答えてくれました。


Q.はじめに、日々相談を受けている川合さんのプロフィールについて教えてください。

私は大学卒業後からずっと、体育教員をしていました。先生を志望した理由は、サッカーのコーチをやりたかったから。それならもちろん、クラブチームなどでコーチを務める選択肢もあったのですが、先生の方が生徒に関われる時間が長いですよね。

そこから縁あってAscendersという会社に出会って、転職を決めました。

過去の自分もそうでしたが、スポーツに関わりたい、好きなスポーツを仕事にしたいと思っても、どうしたらいいかわからない、という人は多いと思います。あるいは実力が必要だ、経験が必要だ、となっても、それを行動に移すための仕組みも無い。

もしそれを、これから立ち上げるAscenders Collegeで解消できるなら、自分もその担い手として関わりたいなと思いました。これこそが、私のキャリアチェンジの決定打です。

Q.川合さんは月に何件くらい相談を受けているんですか?

多い月で30件くらいですね。
Ascenders Collegeの運営業務をしたり、会社としての打ち合わせに参加したりしながら、その合間で相談に応じています。


Q.どんな悩みが寄せられているんですか?

一例を挙げると、

・スポーツトレーナーやスポーツ栄養士としてどんな仕事があるのか
・プロのチームや選手に関わるには、どうすれば良いか(求人にはどう辿り着くのか、どうやったら契約できるのか)
・トレーニング指導やスポーツ栄養の勉強法
・現場の獲得方法
・給与面などお金の話
・家族がいても・できても続けられるのか

このような感じです。明確に「これが聞きたい!」という人ばかりでなく、漠然とした不安や疑問をお持ちの方も多い印象です。

面談の様子

Q.それらをどのように解決へ導いているのですか?

まずは「スポーツ業界ってこうですよ」という基本的な情報をお伝えするようにしています。例えば“スポーツを仕事にする上で大事なことは3つですよ”といった話は、前提としてよくお話ししています。

・人脈、コネ、繋がり…なぜならスポーツの仕事は9割5分が紹介。ここをいかに持っておくか・つくっておくかが仕事を獲得する上では重要

・専門性とスキル…折角紹介できた仕事も、(そもそも単年の契約が多いので)実力がなかったり結果が出せたりしなければ、すぐに終わってしまうだけ。選手個人の案件も、体験のタイミングで「この人にお願いしたい」とならなければ、契約には至らない。専門家なので学び続けることと、“自分はここがスペシャルだ”と胸を張れる領域をつくることが重要

・経歴と実績…トップ選手・チームは、既にトップ選手・チームの実績がある人を採用したい。なおかつ、実力はどうしても目に見えにくいことから、経歴で判断するしかないという側面もある。よって、目の前の現場から経歴を一つずつつくって、ステップアップしていくしかない

このような話をすると、だいたいの人は納得してくれるのですが、「だからといって、私は何からどうしたらいいの?」と道筋を見失ってしまうことも多いに考えられます。だからこそ!1対1のスタイルで、各々の状況・目標をヒアリングして、具体的なステップを一緒に考えられるようにしているんです。


Q.実際に相談を受けた人は、例えばどんなキャリアを歩んでいますか?

以前キャリア相談を利用してくれた理学療法士の方が、相談をきっかけにアクションを起こして大学の現場を獲得、その翌年にはJリーグのスタッフになったというケースがあります。

あるいは相談をきっかけにAscenders Collegeに入ってくれて、勉強を積み重ねた結果、海外選手のサポートに挑戦できるようになった方もいらっしゃいました。

海外トレーナーの吉田さん・原辺さん

ただ、必ずしもこういった目立つ変化だけでなく、今の仕事を辞めずに週末だけ現場に出て行けるようになった人、息子さんのためにスポーツ栄養を学びたいということで、学んだことを家族に還元している人…と、実に様々です。「誰しもがこうなるべき」というのではなく、各々にとっての“スポーツの理想的な働き方”へ近づくお手伝いができればと考えています。

Q.相談を受けていて川合さん自身が感じる傾向などはありますか?

先ほどどんな相談が多いかなどを挙げましたが、実は明確な悩みを持って利用しにくる方は意外と少なくて。最初は“何がわからないのかわからない”なんて状態の人でも、意外と話しているうちに質問がふつふつと湧いてくるものなんです。


ですからこれを読んでいる人も、なんとなくスポーツに興味があるのならば、仮にそれがふわっとした状態であっても一度申し込んでみてほしいなと思います。日常生活でも、誰かと話しているうちに「自分ってこんなこと思ってたんだ」みたいに気づくことってあるじゃないですか。そういう機会だと思ってもらえたら嬉しいです。

Q.それでは最後に、このnoteを読んでいる方へメッセージをお願いします!

先ほども触れたように、スポーツを仕事にするためのステップや勉強法はもちろん、当社に来ている具体的な案件の話や待遇面なども、キャリア相談の場では詳細をお伝えしています。こうした情報はどうしてもオープンになりにくいので、個別の場でこそお伝えできたらなと思うんです。


もちろんAscenders Collegeなどの学習サービスについてもお伝えできますし、各々に合わせたキャリアプランや学習計画を一緒に考えさせていただきます。

ぜひお気軽に申し込んでもらえれば嬉しいです。
画面の向こうでお待ちしております!


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