【簡単:小学生対象】雲を作る実験をやってみよう🌥️✨️
11月になり、寒くなってきましたね…!
最近は天気も崩れがち。そんな秋によく見られる雲は、うろこ雲やいわし雲がありますね☁
今日はそんな雲を作れちゃう実験をやってみたいと思います\(^^)/
1.雲のでき方を学ぼう
私達にとって身近な雲。そんな雲がどうやってできるのか、皆さんは知っていますか?
どのような形の雲がある?
どのような天気の日にみる?
雲は何でできている?
実は、雲ができるのは、空気中の水蒸気と温度、上昇気流が関係してます!
水だったものが暖まり空気中に水蒸気となって漂い、それが上昇気流によって更に上に上がっていくと上空で冷やされて雲つぶとなり、更に冷やされると氷になります。氷は水蒸気よりも重くなるので、空中にとどまっていられなくなり、雨の粒になります。地上が寒かったら氷のまま落ちてくることもあります。
2.ペットボトルの中で雲を作ってみよう
準備するもの
炭酸がはいっていたペットボトル(普通のペットボトルだと割れる可能性があるので炭酸用がオススメ)
無水エタノール(水蒸気になりやすいため)
炭酸キーパー(100均やホームセンターにあります)
まず、ペットボトルにアルコールをいれます!
そして、ペットボトルのキャップに炭酸キーパーをとりつけます。
次に、炭酸キーパーを使ってペットボトルの中に空気を沢山いれます。
最後に、炭酸キーパーのふたを開けてペットボトルの中の様子
を観察します!
実際にやってみると・・
※クリックすると再生します※
じゃーん!雲が発生しました!
結構勢いがあるので気を付けてください😂
炭酸キーパーで空気を入れたことで、ペットボトルの中の空気の温度が
2℃~3℃上がります。そのため無水エタノールの雲つぶが出来て、炭酸キーパーを開けることで一気に温度が下がり、液体に戻ろうとして雲ができる仕組みになっています!
3.様々な形の雲についてしろう
上層雲は、上空の最も高い所(5000m~13000m)に発生する雲を指します。
上層雲には「巻雲」「巻積雲」「巻層雲」があり、高い場所に位置しているので、これらの雲から雨や雪が降ってくることはほどんどありません。
実は、雲の形で天気の予想も可能なんです!
温暖前線の境目で雲はできやすく、天気は崩れやすいです。
とりわけ、積乱雲・乱層雲・積雲は天気が下り坂になりやすいです。温暖前線の上にいけば行くほど雨が降らない雲になります。
積乱雲などが近づいてきたら、「雨が降り出すな」遠い雲が見えたら「雨が降り出す心配はない」といったような判断の基準になります。
空を見上げて、今の雲がどういう状況かぜひ観察してみてくださいね!👀
雲を作る実験、ぜひお家でチャレンジしてみてください\(^o^)/
・・・
A-Co-Laboについて
弊社は研究者が持つ、研究経験・知識・スキルを活かして企業の課題を解決することを目的としています。
詳細はこちらの自己紹介記事をご覧ください。
興味が湧いた企業の方、研究者の方がいらっしゃいましたらこちらからお問い合わせ下さい。
ご登録希望の研究者の方はこちらから登録申請していただけます。
[関連記事]