見出し画像

【簡単実験🥼】寒い冬の味方!カイロを作ってみよう🔥✨

今年は暖冬のようですが、それでも12月に比べたら寒くなりましたね。。
そこで!今回は冬に大活躍なホッカイロを作ってみました^^
実はと~っても簡単に作れちゃいます。
そしてちゃんとあったかカイロを作ることに成功しました🔥✨
作り方をご紹介するので、ぜひチェックしてください✔👀



必要なもの


まずは道具のご紹介!!

・鉄分
・活性炭
・チャック付ビニール袋
・紙コップ
・食塩
・水
・さじ、スプーン
・はかり(電子天びんなど)
・受け皿


実験開始!


①5%の食塩水を作ります。

塩を5g入れます。

塩5gに水をある程度入れて溶かし、それをメスシリンダーにいれて100mlに合わせると、100ml中に5gの食塩水が入っていることになります。これで5%の食塩水が完成です。


②カイロをつくるために必要な材料を量り取ります。

活性炭を15gを入れます。
アップにするとこんな感じ。


次に先ほど①で作った5%食塩水を8mlをとり、プラスチックカップに移します。

次に鉄粉をはかります。

さらさら~
30gとります!


③いざ!カイロをつくります✨

さきほど15gはかった活性炭を入れます。
その後先ほど量った8mlの食塩水もいれます。
よく混ぜましょう。
混ぜたら、食塩水が染み込んだ活性炭を紙パックにいれます。
先ほど30gはかった鉄粉も入れます。
紙パックを閉めて、ビニール袋の中にいれます。
次にビニールのチャックを開けたまま、全体を振ります。
ビニール袋を開けたままにする理由は酸素に触れることであったかくなるからです。
しばらくフリフリしているとあったかくなりました!
カイロの出来上がり~!


[解説]

発熱のメカニズム
4Fe + 3O2 + 6H2O → 4Fe(OH)3 +熱
鉄     酸素      水      水酸化第二鉄


鉄粉カイロは鉄の酸化による反応熱を利用したものになります。
鉄の酸化=鉄が酸素と結びつく反応のことを指します。そして鉄が酸化すると錆になります。
一般的には、鉄が錆びる時はゆっくりと酸化するため熱を感じることはありが、鉄が急激に酸化すると高い熱が出ます。これがカイロが温かくなる理由です。

⚠注意⚠
鉄粉カイロは50℃を超えるほど発熱することがあるので素手で触る際には火傷に注意してください。

〈廃棄方法〉
チャック付袋:プラスチックごみ
紙パック:燃えるゴミ
カイロの中身:土にうめる(燃えるごみと一緒に出さないように注意ください)


初めて作ってみましたが簡単ですぐに出来たので、ぜひお家でチャレンジしてみてください💪🏠

・・・

A-Co-Laboについて

弊社は研究者が持つ、研究経験・研究知識・研究スキルを活かして企業の課題を解決することを目的としています。
詳細はこちらの自己紹介記事をご覧ください。

興味が湧いた企業の方、研究者の方がいらっしゃいましたらこちらからお問い合わせ下さい。
ご登録希望の研究者の方はこちらから登録申請していただけます。


[関連記事]


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?