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朝の詩 56

真夜中の嵐は
涼しい風を運んできた

夜が明けても
余韻を引きずるような
空の色

涼しい朝の訪れに
鳥の囀り
嬉しそう

雲間から
時折
漏れる光

慈鳥の羽を
黒々と照らし出す

慈鳥が描く 
一筆書きのような
羽ばたきが
朝の始まりを教えてくれた

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