見出し画像

書留

友からの書留に
母との思い出
綴られていて

その状況が
ふわりと浮かび

『あの時』の母の声が聞こえ
姿が見えた気がした

母はもういないのに

母は笑っていた

滲む景色の中で

もう届かない
母への言葉を
小さく呟いた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?