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朝の詩 62

朝の空
少しずつ
秋の気配を漂わせる

それに引き換え

下界の暑さは
変わらない

寝苦しい夜

汗だくで目覚めた朝

優雅に羽を震わせて
蜻蛉は空を仰ぎ見る

眩しい光の太陽は
影を潜めている

薄日は柔らかく
地上を照らし始めた

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