昨今の虐待に思う事
決して良いことではないけれど
そこまでの過程に行くまでに
何か救える事はあったはず。
子育ては孤育てともいうし。
色々いう人もいるし、ここまで行かなくても悩んでる人はたくさんいる。
子育ては女親の責任というけれど、親は子育てロボットではない。
“あなたの子供でしょ、しっかりしなさい”
弱り切り、疲れて助けを求めたのに…
そんな事もあったなぁ。
“あなたがやらなくて誰がやるの”
わかってる、わかってるから、少し手を貸して欲しいだけ、涙が溢れて止まらなかった。
幸にして私は別の人から手助けをしてもらえたけど、この世の中、そんなに“出会い”があるわけじゃないんだよな。
一人悩み
一人苦しみ
精神的に苦しくなっていく
子育ては
一人でするには限界がある
その為の子育て相談なのに
突き放すような施設が多い
当たり外れが多い
最初から親身な相談員にあたればいいけれど…
疲れきて相談に来たのに
最初から当たりの強い人にあたってしまったら、もう、立ち上がれない。
別の人を…そんな気力を起こせる人がどれだけいるか…
自分の経験を押し付けて
“親なんだから、やって当たり前”
子供なんて
みんな違うし
時代が変われば子育ての方法も変わる。
昔は粉ミルクの質が悪くて、母乳がいい、と言われたけれど、今は、粉ミルクも質が良くなり、母乳に負けない時代になった。
時代は変わる
環境も変わる
育児や子育ての環境はなかなか変わらない
特に、経験者、と名乗る人の
“それはね”は変わらない
少し黙ってくれないかな
アドバイスなんて求めてないんだよ
根本的な事は変わらないかもしれない
だけど
子育ては一人一人違うんだ
子供一人一人を見て欲しいんだ
アドバイスというよりも
心を整理できる場所
少し離れた場所から
子供を見る余裕を作れる場所が
欲しいのだ
子育ては親の責任
確かにそうだけど
子供は社会で育てるものでもある
そのための
“学校”であり“公的施設”でもあるはず。
より良い子育てを手助けするための施設が
親を追い詰めたら意味はない。
そうやって、追い詰められている
親が今日も何処で苦しんでいるかもしれないと思うと胸が苦しくなる。
差し出した手をぎゅっと握り
抱きしめて、“よく頑張ってきたね”
そんな一言を待ってる親は必ずいる。
昨今の虐待のニュースを聞くたびに
子育ての“孤独”を感じてしまうのだった
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