子供に残したい未来*阿波踊りもねぶた祭りも
自分自身では出不精と思っている私。
2020年からは外食も控えることで、
(なんか自分で調理した方が美味しくない?)と
さらに料理に目覚め、出かけた気分になって、
あちこちの食べ物動画もはしごする。
多くのユーチューバーさんが、
国内外の高級&B級グルメ店や、
面白い場所に連れてってくれるので、
今年もなかなか有意義な夏になった。
それから出かけたつもりの、
あちこちの夏祭りに花火大会。
この夏は、特に徳島の阿波踊りに
バーチャル参加する、見る阿呆になった。
これはなんという世界!
本物見に行きたくてたまらない~♪
男踊り女踊りといった狭い枠にとどまらず、
幼児までも繰り出す、体が欲しがるリズム。
その場の寛容感は楽しさがあふれ出す。
踊る阿呆に見る阿呆=平和な世の中なんだと
そういう解放感に快くひたった。
衣装も踊りもさまざま、多種多様。
どこかの連から発信された
踊りの継承もさることながら、
徳島の町中が大道芸ワールドに変わって
とても面白かった。
あけっぴろげで、明るくて
陽気で、子供好き。
ご先祖様からつながる根っこは
これなんじゃないだろうか?
太鼓の響きに心臓の鼓動が重なり、
遺伝子に刻まれたかのようなリズム。
日本中で阿波踊りやってるはずですね。
これこそ継承すべき文化って感じ。
踊る阿呆に見る阿呆
同じ阿呆なら踊らにゃ損損
老若男女みんな笑顔だ~♪
かたや対極を行くのが青森のねぶた祭り。
主役はあくまでもねぶた。
その足元で、お囃子とともに
跳ねる跳人(はねと)は、
なかなかの肺活量が必要なため、
心も体もほぼほぼ若者一択なはず。
ラッセラーラッセラーの掛け声で、
エネルギーMaxの放出しながら、
鈴をジャラジャラならして、一晩中跳ね続ける。
かつてオートバイ25台プラスアルファで
北を目指してツーリングして、
観光客用の浴衣を着て、ねぶた祭りの
跳人として、一晩参加したことがある。
その夜はロングの缶ビール2本と、
ジュース3本が汗となりました。
「跳ねない跳人は列から出て下さーい」って
叫ぶ、容赦ない管理者がいるなんて、
知らなかった。本当に容赦なかった。
あの、観光客は旅疲れしてますからね。
知らない人達と手を繋いで、
円になったり、やけくそになって
叫んで跳ねた夏の日の思い出。
あんなに大声だしていいなんて、
そりゃもう快感でした。
一生に一度は青森で跳ねてみるべき。
「ねぶた、行ってきました」
「いいわね~踊りに参加したの?」
「いえ、踊りというものじゃないです。
跳ねて叫んで、クタクタで死にそうです」
あの時から、
青森は美人と雪とリンゴだけじゃなくて、
大量の情熱を秘めた県民性と一目置いた。
なんか仮面被ってませんか?
祭り疲れは、花火大会で癒される。
なかなか理にかなった日本の夏ではないですか!
ご先祖様がた、美しい花火見えましたか?
また来年も、空から日本の阿呆らを
見守っててくださいね。
子供たちの笑顔に満たされる
明るく楽しい平和な国でありますように。
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