「世界を変えた書物展-人類の知性を辿る旅-」が凄い。
上野の森美術館で、9月8日(土)から9月24日(月)まで開催中の「世界を変えた書物展」に行ってきました。金沢工業大学の蔵書、しかも希少本を紹介する展示です。場所がロビー、無料でとのことなので少し並べてあるのかなと思ったのですが、とんでもない。
先ず、金沢工業大学のカレンダーの展示から始まり、次にこの圧巻の風景!
これは序の口で、ここからがすごい。
念のためお伝えすると、会場内写真撮影OKです。希少本、しかも初版本がこれでもかこれでもかと、あるゆるジャンルから攻めてくる。
ガリレオ・ガリレイ「星界の報告」1610年
トーマス・ヤング「自然哲学及び機械技術に関する講義」1807年
光と色彩に関する研究のページです。
アインシュタイン「一般相対性理論の基礎」1916年(上)と、「特殊相対性理論及び一般相対性理論」1917年(下)
上記はほんの一部で、一時間では足りませんでした。まさに英知の積み重ねで今に至っているのだなと実感。
卒研執筆中で書けば書くほど、自分ごときが書いても何になるのかなぁと言う思いの方が強くなってしまい、ちょっと投げ出したくなってきていたのですが、拙い内容でも先ずは文字に表すことに意義があるのかなと思えて励まされました。(もちろん、こんな凄い歴史的な先人の知と並べて考えるつもりはさらさらないです‥。私は今の私にできることしかできない。)
それにしても、最初会場に入ったときは室内から聞こえるスマホなどのシャッター音に「みんな、写真撮るほどなのかなぁ‥」と懐疑的でしたが、なるほど納得でした。会期は短いのですが、もう一度行きたいです。
蛇足ですが、物販コーナーもおススメです!! 支払は現金のみのようでしたので、散在しそうな予感の方はお財布にお小遣い多めに入れて、お出ましください。
(了)
いいなと思ったら応援しよう!
最後までご覧いただきありがとうございます!
現在放送大学でPDFのアクセシビリティを卒業研究中。noteはそのメモを兼ねてます。ヘッダー写真はnzで私が撮影しました。
【ご寄付のお願い】有料noteの売上やサポートはnzクライストチャーチ地震の復興支援に使わせて頂いております。