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ぽっちゃりヨギーニの"読む"プラクティス

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ヨガって興味はあるけどよくわからないというあなたへ。主に、私が実践している流派"アシュタンガヨガ"の練習で感じたこと・考えたことを、鮮度重視で書き上げる読みもの。
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#ヨガ

マタニティヨガ養成講座を受講した3つの理由

5月くらいから心待ちにしていた養成講座を受講し、無事に修了。 受講することを話すと、 「受講する理由は?」 「他のヨガとマタニティヨガって何が違うの?」 という反応が結構あった。2つ目の質問は、今後レッスンをするようになってもあると思うのでいい機会だし文章として残しておこう。 受講理由① 自分が妊婦になったときのメンテナンス方法を学ぶためそう、まずは自分のため。遠くない(と思いたい)未来に自分が妊婦になったときのために、心身を整える術を知っておきたかった。 10ヶ月かけ

2016/06/09 美脚美尻を目指すWS

先月、お尻のWSに参加したのだけど、レッスンに取り入れやすくて面白かったので別のWSにも参加した。 今回は美脚美尻。 綺麗になるためにヨガをしてるのに下半身が大きくなった というのはよく聞く話。 真面目にやりすぎるほど、お尻が垂れたり太ももの外側が張ってしまうのは悲しいことだ。 レッスンをさせてもらう中で感じるのは、 ✔️皆さんわたしのように”ヨガが大好き!アシュタンガ大好き!”だからスタジオに来ているわけではないということ。 つい先日も生徒さんと話していたのだけど

2019/06/01 自分も知らない自分を知る

自分を一番知っているのは自分。 とはよく聞くけれど、気付いていない部分だってたくさんある。 今回はそんな話。 ***** 2019年1月から始めたアシュタンガヨガも、間も無く6ヶ月目に突入。 肩、股関節の動きの悪さ、脚力の弱さなど、自分の身体と向き合ってきたけれど、まだまだ出てくる。 今回は左足首の硬さ。 新たに、このアーサナに取り組み始めたのだけど、左右で前屈の深まり方がまるで違う。 イラストのように左ひざを曲げて前屈すると、左足首がまぁまぁ痛い⚡︎⚡︎⚡︎

2019/05/18 静があるから動がある

陰と陽、二つのエネルギーを調和させることがハタヨガの目的だ。 そんなことを数ヶ月前にここに書いたのだけど、今回もそんな話。 ***** 大阪のヨガイベントで、梅澤友里香さんがレッスンされるということで行ってきた。普段は東京を中心に活動されている方だ。 以前わたしが東京に行った時にレッスンを受け、心地良くてまた受けたいなぁと思っていたからとても嬉しかった。 前回レッスンを受けたのは1年半前くらいだったと思うのだけど、当時と変わらずかけてくれる言葉はとても優しい。 ポー

2019/05/04 わたし自身も癒されたレッスン

自分の言葉が、伝えたいその人以外に届いていることもあるのだな…! 母からのレッスン依頼祖母にヨガを勧めて全然響かなかったのだけど 隣で聞いていた母に響いたようで、プライベートレッスンの依頼をもらった。 プライベートレッスンの場合は、事前と事後でアンケートに協力してもらい、その人にあったレッスンをする。 母のリクエストは【巡りを良くするレッスン】 今のわたしにできるMAXを伝え、最後は瞑想の時間もとって終了。 締めの挨拶の後、目をゆっくり開けて「ほぅ」とついた柔らかい溜

2019/05/03 思いやりとエゴの狭間

祖母が股関節の手術をしたので、母と2人で病院にお見舞いに行ってきた。 手術をした片足を庇いながらベッドサイドを歩いてはいたが、足以外はいつも通りで安心した。 そんな祖母だが、話を聞いていると 術後の回復、リハビリは順調なのに退院日を予定より伸ばしたらしい。 理由は「まだ痛みがあるし、生活に戻るのが不安だから」。 不安なのはわかるけれど、お医者さんも退院して問題ないと言ってるのに…! それに、普段の生活に戻るために手術したんやから早く生活に戻って慣れる方がいいのでは?

2019/05/02 お尻を使うと呼吸が深まる

解剖学のWSに参加した。フォーカスするのは中臀筋。 この筋肉が使えないと、 腰痛になりやすい、呼吸が浅い、お尻が下がる、肩や太ももが肥大する、腸腰筋、腹筋がうまく使えない つまりヨガの効果を安全に、効果的に感じるために必要なパーツ。 解剖学は、ヨガを「自分がする」なら必須な知識ではないと思ってる。 肩や腰の筋肉や関節に直接アプローチをしなくても、呼吸に合わせて様々なアーサナをとる中で、肩こりや腰痛などが自然と解消されていく。 (あくまでもわたし個人の経験) ただ、「人

2019/05/01 ポイントは複数あり

取り組み始めたときは後ろから回した左手で左足の指を掴むことなんて できる気がしなかったこのアーサナ。 この日、補助ありではあるけれど初めて自分の足指を持って前屈できた。 いつものように足指を掴めず前屈した状態から、グッと肩を入れてもらってタッチ。こういう深め方もありなのね。胸もじわーっと伸びる。 ところで、今回出来たのは、股関節が硬い方(と思ってる)左足。 股関節の硬さは、そこまで影響しないのかもしれない。むしろ大事なのは肩の柔らかさだったりして。 脚をいくら引

2019/04/30 肉体的な痛みはヨガの文脈にはない

アシュタンガヨガを始めてすぐの頃、右の膝に嫌な違和感があった。 「つま先と同じ方向に膝を曲げること」 という養成講座時代の教えを思い出し、 ・膝がつま先より内側に入らないこと ・股関節から脚を動かすこと を意識してたら違和感は痛みに変わることはなく落ち着いていった。 ***** 最近読んだ文章に、興味深いものがある。 インタビュアー:アシュタンガヨガでは、あの激しいプライマリーシリーズを毎朝早起きして実践しているが、彼ら彼女らは自分の”限界”を超えることを目指し

2019/04/29 同じことを伝え続けること

気分や体調によって言うことが変わってしまうときがある。普段は許せてることが、今日は無性に気に障ったり。 ヨガを伝えることを始めてから、一貫した対応をすることの重要性と難しさを感じている。例えばレッスン中伝える言葉や、言動に矛盾がないことなどだ。 ***** レッスンを持たせてもらっているスタジオに、何冊かyogini(2ヶ月に1度でるヨガの情報誌)が置いてある。 GWだしゆっくり読もうと思い、数冊借りてきた。 一番右は、2014年のもの!わたしがヨガに出会う前だ。

2019/04/19 前を縮めるから、裏が伸びる

アシュタンガヨガを始めて4ヶ月。ずっと立位のアーサナに取り組んできた。股関節がかたいのでまだまだ深まらない・完成しないアーサナはあるけれど、かたいものは仕方ない。 やっと、↑このアーサナで右足小指に右手指先が触れられるようになった日、座位のアーサナをもらった。 ダンダーサナ(杖のポーズ)。長座の姿勢だが、真面目にやってみると結構しんどい。手でマットを押して、その力を利用し頭は高く。 ちなみにこの写真のわたし、骨盤少し後傾してる。 これも同様。上体が前にいくぶん、股関節が

2019/4/11 リードされて感じること

高校生の頃までは冬には毎年マラソン大会があり、体育の時間はそれに向かって練習したものだ。 大会当日、それまでの練習の時よりもタイムが大幅に伸びたことは一度や二度ではない。むしろ伸びなかったことがないかもしれない。 きっと適度なプレッシャーもあったのだろうが、自分の前を走る子たちがいたからだろう。 その子たちが後続の私たちを引っ張り、自然といつも以上に走れた。そして大会の度に「わたしって実はこんなタイムで走れるんだ」と自分自身に発見があった。 *** 先日、初めてアシュタン

2019/03/19 ヨガは自分で気づくもの

「見られている」と思うと、自分から意識が遠のいてしまうのかもしれない。 正確にいうと、【自分の呼吸や内側から】意識が遠のいてしまうのかもしれない。 自分を見ているかもしれないその人に、意識が向いているから。 *** 先日、アシュタンガヨガの「ビギナーマイソール」というものに行ってきた。 普段は平日の朝、出勤前に通っている方が多いであろうシャラだ。土曜日の朝なので人が少なくて隣の人の邪魔にならないように…と気を遣う必要もなく、のびのびと練習できる。 先生が見てくれていて

2019/03/13 日記。立位のアーサナが前屈を育てる。

何度も反復し、ようやく一歩進めた。まだまだ完成形にはたどり着いていないけど。↓アーサナをもらってからちょうど1ヶ月。 今日から足腰強化のアーサナにも取り組む。 ヴィラバトラアサナⅠ(戦士のポーズⅠ) ヴィラバトラアサナⅡ(戦士のポーズⅡ) 効果は ✔︎足の形を整え、筋力をつける ✔︎首〜背中のコリをとる ✔︎足と背中の柔軟性を高める 出典:ハタヨガの真髄 また、こうした立位のアーサナは、前屈のアーサナのための準備らしい。 これから先のアーサナを見てみると確かにそうで