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【メンタルケア】ストレス撃退!物事の見方を変える簡単テクニック

日々の生活の中で、誰もが少なからずストレスを感じるものです。特に仕事や人間関係でのストレスは、心に大きな負担を与えます。そんな時に役立つのが「物事の見方を変える」ことでストレスを軽減するテクニックです。

この記事では、以前の記事でも紹介した「リフレーミング」という思考法を改めて詳しくお伝えします。リフレーミングは、物事を違う角度から捉えることで、心の負担を軽くし、ポジティブな気持ちを取り戻す手助けをしてくれます。この記事での説明が、前回の内容の理解を深める一助となることを願っています。




まず気づくことが大切


リフレーミングを実践する前に、まずは自分がネガティブな思考に陥っていることに気づくことが大切です。多くの人は、日常生活の中で感じているストレスに無意識に反応してしまうため、どうしてストレスを感じているのかを考える時間を持たないことが多いです。

気づくポイント: ネガティブな感情やストレスが高まったとき、自分がどんな考え方をしているのか、体が緊張しているかどうか、心の中でどんな言葉を使っているかに注意を向けましょう。この「気づき」が、リフレーミングを始めるための第一歩です。


リフレーミングとは?


リフレーミングとは、物事の意味や捉え方を変えることで、気持ちを楽にする思考法のことです。同じ出来事でも、見方を少し変えるだけで、感じ方が大きく変わることがあります。

例えば、以前の例で紹介したように、物事の「もうこれしかない」という捉え方も「まだこれだけある」とポジティブに捉え直すことができます。このように、リフレーミングはストレスを軽減するための効果的な方法です。


日常で使えるリフレーミングのポジティブな例


リフレーミングは、日常の様々な場面で活用できます。ポジティブに捉え直すことで、ストレスの軽減に繋がる実例をいくつかご紹介します。

仕事での忙しさ: 「仕事が多すぎてしんどい」と感じる場面でも、「たくさん仕事がある=自分が頼りにされている証拠」とポジティブに捉えることができます。
予定の変更: 「計画がうまくいかない」と感じる場面では、「柔軟に対応するチャンス」と捉えることで、前向きに物事を受け入れられます。

こうした捉え方を変えることで、日常のストレスが軽減され、心に余裕が生まれます。


リフレーミングを上手に使うコツ


リフレーミングを日常的に使うためのコツは、次のようなプロセスを意識することです。

まずは気づく: 先ほど紹介したように、自分の感情や考えにまず気づくことが大事です。「今、自分はどう感じているのか?」と自分自身に問いかけることで、リフレーミングの準備が整います。
視点を変える: 気づいた後、物事を違う角度から見てみましょう。「他の角度から見たらどうなるか?」という視点を持つことで、ストレスが減り、気持ちが楽になります。


リフレーミングを続けるために


リフレーミングを日常に取り入れるためには、何度も繰り返し実践することが大切です。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、繰り返すうちに自然と身についていきます。

ストレスを感じた時に「この見方を変えたらどうなるか?」と考える習慣を作り、少しずつポジティブな視点にシフトしていくことで、心に余裕を持つことができます。



無理にポジティブに捉えない


リフレーミングは、すべての出来事を無理にポジティブに捉えるわけではありません。時には現実を直視し、感情をそのまま受け入れることも大切です。無理にポジティブに変えようとすることが逆にストレスになることもあるので、自分にとって自然な範囲で取り入れてください。


さいごに


これまで、いろいろなメンタルケアの方法を紹介してきましたが、読んでいて「こんなことできたら苦労してないわ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。実際、その気持ちもよくわかります。これまでの方法は理想論であり、そもそも、それができていればケアなんて必要ないのです。

しかし、ケアが必要なのは、それができないからこそ。ひとりで抱え込んで苦しんでいる方も多いでしょう。ここまで紹介したのは、あくまで1人でできることが中心でしたが、だからといって1人で全てを解決する必要はありません。

次の記事では、「ひとりで抱えないで!心に寄り添うサポートのススメ」をテーマに、サポートを受けることの大切さや周りの力を借りてメンタルケアを進める方法についてお伝えします。ぜひ、無理をせず、私たちのようなサポーターの存在を活用して、心の負担を軽くしていきましょう。

いつも読んでいただきありがとうございます。サポートは心理に関する情報や実体験の発信を支えます。皆さまのニーズに寄り添い、引き続き役立つ内容をお届けします!