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「また明日」って言ったら 明日のあなたとあえるの? もう2度と戻らないあなたの温もりも も…
意味をもってしまった日の空模様を忘れられない きっとずっと 全部ずっと 多分もっと先まで …
6畳あまりの部屋で 歌をうたって唄をかいている 惰性を喰うみたいな時間の流れに 何かひとつ…
夢でみたって 寝て覚めたら隣にあなたはいなくて ただ昨日の記憶が鮮明なだけ なのに薄れてい…
スノードームの世界みたいな雪が 僕の目の前に落ちてきて スノードームの世界みたいな家で あ…
瞬きをする一瞬に世界が無彩色に変わった あなたがドアをしめた瞬間に もう戻れないと感じたあ…
あなたの隣、毎日唇をなぞった色で 久しぶりに唇をなぞってみた あなたのくれた「似合ってる」の言葉で浮かれたっけ この色ひとつであなたに触れたことを思い出す なんて、あり得ないけど あなたまみれな人間じゃないから 可愛くないよね、だからかなぁ そうなれたら、あなたはまだ隣にいたのかな あの色を纏った唇から溢れた言葉たち 怒りも悲しみも躊躇うことなくぶつけた だから、あなたがいないんだ あなたに溺れた私じゃないから だから、あなたがいないんだ ただあなたに溺れなかった私が
駅のピアノの音ひとつ あなたが奏でる音に似ていたから、 探したくなってしまったのに そこに…
次に別れを告げるのは、どんなときだろう。 って何気ない夜に考えてみた 私は眠れずに。 きっ…
今 目の前に居るのは間違いなくあなたなのに ここが異世界をうつすガラスのよう メールも電話…
ハッピーエンドはほんの少し遠かったみたい あなたとわたし、タイミングが違ったよね 歩いてき…
心ばかり冷たい冬に取り残されないように やっと待ち侘びた花月夜(はなづくよ) 「もうそろ…
背伸びした春 まばゆい光に浮かされて君に呆れられた日 こらえたなにかを隠したくて 君に背を…
灰色の遺影に手を伸ばそうとも 届かないと悟るだけ あなたの笑った顔を見た覚えがないまま あなたはいなくなって、私は大人になった 生まれてから数年は同じ家にいた、 なんて呆れるね ただの同居人みたいな表現がぴったりなんて。 言葉を交わしたことすら覚えていない 交わしたとしても 数年の中の1桁数回だけだ 私も大人になるよ まだまだ全然子どもだけど、 振袖だって身に纏った まだまだあなたに届かない年齢だけど、 お酒だって飲めるようになったよ 「全然弱いだろ」とあなたはいうか