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私が知らない「私」

悩みを話した時のこと。

『出会った頃からの「私」が大好きだから、
あなたがそれ以上を目指そうが、それ以下になろうが
大好きな気持ちは変わらないよ』

そう言ってくれた

私の大好きで大切な友達。

自分が誰かを見て羨ましいとか才能だとか
そう思うように

反対に、ちゃんと私のことを見ている人は
同じように思ってくれている事を知った。

友達はちゃんと
見てくれている人はちゃんと
「私」にしかない物を分かっている。

なのに、自分では分からなくなってしまうのは何故だろう

自分視点の範囲には上限がある。

ずっと見続けていられる範囲というものがある

逆に言えばそこしかない。

同じ目線から見た場所に留まり続けるのが一般的だろう

自ら別の視点で自分という人間を客観視する事は、そう簡単なことではない

でも、相手から見た私は可能性しかない。

それって凄いと思った

不思議だと思った

私が知らない「私」を知っている。

人からどう思われるか気にする必要は無いとよく言うけれど、
他人から見た自分が、ちゃんと自分の一部である事は、少なからずあると思う

自分の魅力を引き出せるのは、自分だけではない。

引き出してくれる人がいる
気付かせてくれる人がいる

それがあってこその「私」だ。

1人で悩んでいてもキリがない事、限界がある事

人から見た自分を知る事も、常に大切な事だと改めて感じた。

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