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「ラベル」を変えれば、過去は変わる!〜認知が世界をつくっている
「過去は変えられない」とよく言われますが、私は「過去はいくらでも変えられる」と考えています。
というのも、「過去」は「記憶」であり、「出来事をどうとらえるかという認識」から成り立っているからです。
自分を取り巻く世界って、「自分が世界をどう見るか」という「認知」次第で、いかようにも変えられるんですよね。
プラスとマイナスは同時に同じだけある
出来事を〈プラス〉ととらえるか、〈マイナス〉ととらえるかで、過去(の記憶)は大きく変わります。
たとえば、私の別居経験。
当時、愛する子どもたちに会えない私は、「辛くてたまらない」という思いがありました。
「こんなにも子どもたちを愛しているのに」
と思えば思うほど、怒り・悲しみ・後悔・不満・恨み・寂しさといったネガティブな感情は渦巻くばかり。
ですが、私はその「辛い」と感じる日々のなかで、自由を謳歌してもいたのです。
・家事をこなすために時間に追われることがない
・家族とのコミュニケーションがこじれて、イライラ・もやもやすることがない
・自分の部屋を自分の好きなように整えられる
・自分の好きなことを、自分の好きなタイミングでできる
(ホットヨガ、コンテンポラリーに通ったのは、別居がきっかけ)
・〈自分の人生〉を生きるために、学びや内省に存分に時間を使える
(「隔週で上京して学ぶ」という選択ができたのも、別居のおかげ)
〈マイナス〉と感じるものが大きかっただけあって、〈プラス〉もたくさんありました。
すべての出来事はニュートラル
〈プラス〉と〈マイナス〉は同時に同じだけある
これが腑に落ちると、見える世界が変わります。
辛くてたまらなかった別居でしたが、学びを深めるなかで、
「貴重な経験と豊かな時間をもたらしてくれてありがとう」
という感謝に変わりました。
そう、〈過去〉が変わったんです。
それだけでなく、〈いま〉も変わりました。
〈マイナス〉にしか見えなかった出来事も、〈プラス〉を探せば 確かにある。
それも、〈マイナス〉が大きければ大きいほど、〈プラス〉も同じだけある。
「△△(辛い体験)があってよかった」
「〇〇(理想と思っていたこと)がうまくいかなくてよかった」
そう思えたとき、出来事は〈プラス〉でも〈マイナス〉でもなくなり、ニュートラルにとらえられるようになります。
すべての出来事はニュートラル
この真理も、〈プラス〉と〈マイナス〉の両面を見るトレーニングを積むことで、腑に落ちてきました。
感謝できると、人間関係も変わる
私がネガティブな面しか見えていなかったころは、愛する子どもたちに想いが伝わらないことが多々ありました。
「こんなに愛しているのに……」
涙に暮れたことは数知れず。
でも、〈プラス〉と〈マイナス〉の両面が見えるようになって、世界が変わりました。
「辛いとしか思えなかった状況そのものに、自分に恩恵をもたらしてくれるものがあった!」
と認識が変わったことで、ネガティブな感情が昇華され、感謝だけが残るからです。
いわば、『過去も幸せ、今も幸せ』と感じられる状態。
そして、家族との関係性も劇的に変わりました。
私のネガティブな感情が昇華され、「どうしてうまくいかないの!?」という他責思考を手放せたおかげです。
やがて、「ママが勝手なことをしている」という子どもたちの認知までもが変わりました。
いまとなっては、当時を思い出して、胸が苦しくなることもありません。
「辛い」と思うから「辛い」
出来事に感情の「ラベル」をつけるのは自分。
「辛い」と思えば「辛い」。
だからといって、「辛い」というラベルを「楽しい」に変えるわけではありません。
お気づきでしょうか?
タイトルには、「ラベルを変えれば、過去は変わる」と書きましたが、本当お伝えしたいのは……
「〈マイナス〉にしか感じられない出来事のなかに、〈プラス〉も同じだけある」と認知すれば、「ラベルそのものが不要になる」ということ。
ラベルを〈マイナス〉から〈プラス〉にはりかえる、つまり、ネガティブな感情を無理やりポジティブなものに変換することはオススメしません。
(ポジティブシンキングをしていると、のちに反動がきます)
また、『過去が辛かった分、今が幸せ』『過去に辛いことがあったから、いまの幸せを実感できる』という因果関係でもありません。
いまこの瞬間、〈プラス〉と〈マイナス〉の両方がある。
すべての出来事はニュートラル。
この前提に立って世界を認知できるようになると、愛と感謝に満たされ、世界がキラキラと輝いて見えます。
辛い過去をお持ちの方にこそ、知っていただけるといいなーと思っています。
その辛さと同じだけ、必ず恩恵がある、ということを。
あなたがあなたらしく、自分の人生で豊かな日々を過ごされますように♪
「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏
▼別居経験の恩恵のひとつは、電子書籍として結実しています。
*この教えを届けてくださった、高衣紗彩さん、Dr. ジョン・F・ディマティーニに心からの感謝をこめて*
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幼いころの辛い記憶(欠落感)のなかには、独自の才能(天才性)を発掘するヒントが詰まっています。
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