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夕焼けの焼け残り(短歌)

夕焼けはまだ半刻はんときは先なれば傾けるも熱を帯びたり

夕焼けは陽のまばゆさに白く飛び
飛び交う羽虫はひかりとなりぬ

夕焼けは枝葉のあいに染みわたる葉擦はずれさろさろ降らす絵硝子えがらす

夕焼けは焼け残りたり青あおと
焼かるることに焦がれながらも


日が傾き始めたころから日暮れまで、公園で過ごしながら歌を詠んでみました。外で写生なんて、高校以来でしょうか。絵ではないけれど。
白飛び、は写真用語なのかな?白く飛び、として良かったのかどうか。
絵硝子は、ステンドグラスの昔の言い方だそうです。

小牧幸助さんの企画に参加しています。
毎週、少しずつ創作の世界が広がっていくのを楽しんでいます。感謝。

#シロクマ文芸部

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