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落ちこんだ夜に、書く習慣。

ここ2週間くらい、気分が下がりぎみです。

理由は「職場の雰囲気が悪い」から。
仕事中に同僚同士がケンカを始めるんです。

以前にも記事に書いたのですが、自分自身がケンカに参加せずとも、体力は奪われます。まわりにいる人まで、エネルギーを消耗してしまうのです。




で、その気分が下がった状態で最近やっていたこと。

それは、

「本を、ひたすら書き写す」


読書ノートを作成する作業のひとつなんですが、これがいいんです。

「思考が鎮まる」
「気分が落ち着く」
といった効果があるんです。

わたしは電子書籍で読書をするのですが、気に入った文章にはマーカー機能で色をつけています。それをひたすら書き写すのです。

本当は手書きの方がいいのでしょうが、マーカー箇所がたくさんあるため、PCを使用しています。手帳などに手書きで書き写すのは、その中の一文くらいです。


それでも、ある程度の効果はあると実感しています。

書き写しているのは自分の気に入った言葉や文章なので、その文字たちに触れているだけで、気分が回復してきます。


「この言葉、ステキだな」
「こういう心構えで暮らしたいよね」
「そうだった、世の中にはどうでもいいことがたくさんある」

職場で感じた、
「嫌だなー」
「うるさいなー」
という想いから、意識を取り戻すことができるのです。


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もうひとつ、「無心でひとつの作業をする」というのもいいのでしょう。

「ひたすら文字を書き続ける」には、写経とか瞑想とか、そういったものと同じような要素を感じます。

かなり邪道な方法ですけどね。

それでも、この「本を書き写す」いう作業後に感じる爽快感は、瞑想と通ずるものがあると思います。


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嫌な出来事で気分が落ち込んでいる日。

広く知られている方法として、「自分の感情をノートなどに書き連ねる」というものがあります。

その出来事について解決しなければならないことがあるときは、有効な方法だと思います。書くことで、自分の次の一歩が見えてくるからです。

でも、「なんとなく、気分が晴れない日」だってありますよね。

わたしも他人のケンカなんて、知ったこっちゃありません。
当事者同士で解決すればいいことだと思います。

ただ、自分のすぐ近くでたびたびいさかいが起こることに疲れているだけです。
こんなときは、その思考から離れること。
つまり、違うことに没頭すればいいのです。

その方法のひとつとして、


本で出会ったステキな文章を、
無心で書き写す



オススメです。




ステキな一日を★


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