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本よみ日記 46枚のデッサン、秋を積む
9.15水から9.20月
なんだかぼんやりとしている間に日々が過ぎている。台風も通りすぎた。四十六章からなるジュンパ・ラヒリ『わたしのいるところ』読了。ひとりの人間の孤独というものが少しずつずらして描かれ、まるで四十六枚のデッサン画を見たように読み終えた。地味ながら好きな一冊となる。
ひとりの静かな時間というものが夏休みからずっーと不足していて、この秋に読みたい本にわかりやすく反映された。笑
ジュンパ・ラヒリ『わたしのいるところ』、堀江敏幸『河岸忘日抄』、岸政彦『断片的なものの社会学』、柿内正午『プルーストを読む生活』、長田弘『一日の終わりの詩集』。あとはヴァージニア・ウルフの『自分ひとりの部屋』も読みたい。
月曜日。ちょっとだけ海を見たくなり、三人で朝からでかける。すぐに帰るつもりだったが、息子が魚すくいに夢中になりパンツはもちろん、 Tシャツまで濡らして大奮闘していた。よい風景だった。帰りは夫のシャツをワンピースのように着せて、なんとかかんとか帰りついた。