備忘録
最近あんま元気ないっすか?って聞いてくれたお兄さんが居た。会うのは2回目だけど私の元気のなさを見抜ける彼に、適応障害になっちゃって〜あはは、とついつい溢してしまうと、そんなん適応する方が無理っすよ!と明るく返事をくれたので拍子抜けした。その一瞬で色々抜け切ったあと、ちょっとだけ軽くなった。いろいろ。そのあと一本もらったタバコ、初めて吸ったセブンスター14ミリ。忘れられません。強烈。あの時間のあの場所が、高円寺のあの喫煙所が、たぶんあの時世界で1番柔らかかった。
世の中、捨てたもんじゃないなと。
私の体はあんまり言うこと聞いてくれませんが、今はお仕事休む勇気もないので、もう少しだけ頑張っておくれ、って騙し騙し生きてます。
なんなら仕事自体はすごく自分に合っていて、訪問介護、お客様と私、向き合える時間は自分らしくいられる気がして好きです。でも、体調と心のバランスはぐでんぐでんです。
甘えんなよな、って気持ちも分かります。
いろんな人のお気持ちを分かってばかりの世の中ですね。なんなんだ。どうせなら踊ってばかりの国に生きたい。ダンシングオールナイトの方がいい。
そもそものんびりとした宮崎で可愛がられ甘やかされて育ち、柔らか京都で学生時代の6年間を過ごした私が、いきなり大都会東京に適応できるわけがないんだよな。まだ半年。
いろんな人の夢と希望とたまの絶望で溢れていて、ほんとうに息が詰まっちゃうよ。人がいっぱいなのに無関心という人の目がたくさんあるのも、突然しんどい時がやってくる。なんと強い自意識だこと。私の自意識、図太い。
でも毎日悲観して落ち込みきっている訳でもなくて、冒頭のお兄さんしかり、東京で遊んでくれる友達しかり、飲みに出た先で出会う人たちしかり、会うたびに心動かしてくれる人たちが居るので、なんとかやっていけてるのかもしれない。感謝です。
あと何かしらすぐライブや音楽や古着やコーヒーや、求めた文化に思い立った時に触れられるのもいいところ。それは東京住んで良かったなと思う。
適応ってなんなんだ〜!私はいつ普通に戻れるのか〜!しかし普通ってなんなんだ〜!
焦っていてもしょうがないですが、日に日に誤魔化しが効かなくなってきているので、はやくげんきになりたいです。
なんとまあ、人よりも何倍も濃縮された人生!
私の骨で出汁とったら、多分めっちゃ滋味深い味になると思います。
以上、東京の隅っこで生き延びる私の備忘録でした。私を外に連れ出してくれるお友達、ビッグラブ。
ちゃんちゃかちゃん。