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広報のいろは(4)ことばのとげをとる

前の投稿にも関係しますが、
文章を発信するときに
伝えたいことを伝えるのはもちろん
伝えたいことを伝えるために注意しなければいけないのは

誰かを傷つけないか

ということです。

名指しで言っていなくても、
それが逆に誰かを傷つけないか、
ということは配慮しなければ、
その人には伝わりませんし、
関係も悪くなってしまいます。


以前見た例は、
社員の人にやってもらいたいことがあって
ダメな事例として、とある方の事例を使って、
上司への提案書を作っていた人がいました。

そのとある人には許可なく。
NGの例とはっきり書かれていました。
しかもいろんなパターンをカバーするならともかく、
その人の分だけです。

どんな気持ちになるか、配慮できていない例でした。

ことばのチョイスも注意です。
例えば、過去を振り返った原稿に、

『こんな仕事』と悩んだことがあった

というような表記があったことがあります。
前後の文にもよりますが、
今もその仕事をしている人がいるのです。
どんなふうに思うだろうか。

私に向いているのかなと悩んでいたことがあった

というような文章に変えてもらいました。

誰かを傷つけていないか心を配り
表現をかえること、編集する力も大事な仕事だと思います。


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