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ほろ苦いゆえに愛おしい
夜中に帰って、空を見上げて、今日も月が綺麗だな〜と思える1日の終わり。友だちと語ったり、映画をレイトショーで観たり、当てもなくドライブをしたり、心がいっぱいになった瞬間に見上げる空は清々しい。
最近観た映画の影響で、少し昔の洋楽をかけながらドライブをすると、本当に気分が良くなって、一生運転できそうな気がしてしまう。
大好きな音楽を聴くと、踊りたくなって、歯磨きをしながら、髪を乾かしながら、生活をしながら、体が自然に動いたりしている。私の生活には音楽が欠かせない。
音楽が大好き。特定のアーティストを好んで聴くこともあるけど、SNSでの紹介やラジオから流れてきた曲を調べて聴く突然の出会いも大切にしている。
youtubeを開き、つい見てしまったこのMVが本当に良かった。恋愛の苦さを歌った歌も、伊藤万理華ちゃんと板垣李光人くんの雰囲気も、量子力学のモチーフも、すべてがドツボで、久しぶりにMVを見ながら曲を聴いている。
二画面に映し出されるふたりが、恋愛って自分主観になりがちだけど、相手がいるからこそ成り立つもので、自分が過ごしている時間を相手も同じように過ごしているけど、その瞬間感じていることって違うかもしれないよねってことを、表しているようで、胸が苦しくなる。
「ほろ苦い、そう苦い、僕たちの望む愛やらの出口は、消えることも見えることも忘れることも出来ぬように、ほろ苦い、そう苦い、僕たちの思う愛やらの未来は、消えることも見えることも忘れることも出来ぬように、愛おしいのさ」
恋愛に甘さを求めるゆえ、苦さが必ずしもあることを忘れてしまう、でもその苦さも含めて思い出してみると愛おしくもあり、恥ずかしくもあり、ありがたくもある。
一本の映画を観ているような素敵なMVに虜になっているここ数日。そして、この曲に出会ってから甘くほろ苦い恋愛をまたしたいなと思えてきている自分に少し驚いたりもしている数日。