母、機能向上のため、一旦施設を離れます。
今月半ば、母は今の施設を一旦離れ、リハビリ専門病院に入院します。
前回、こんなつぶやきを書きましたが、まだ病院内でも理解が広まっていない?のかな?そんな入院プログラムを受ける予定です。そのプログラムは、現在、主治医や、臨床心理士が中心になって進めてくださっています。
このプログラムを受けた高次機能障害の患者さんが、全介助から自分の力でトイレができるまでになったとか。
母がこの方のようにうまくいくかはわかりません。ただ、その人に合ったプログラムを考えてくださる事に、ありがたさを感じます。
正直、この呟きをした時は、入院と言う選択をして良かったのかと、悶々としていました。その後、直接、臨床心理士の方とお話しした時に、きちんと趣旨と目的と意味合いを伺って、少し安心しました。
入院プログラムの存在は、リハビリ病院に母のことや施設でのことを相談したときに、教えていただきました。そんな方法があるんだと。
母の相談した時、私は本当にこのままじゃいけないんじゃないかと、感情がアップダウン。ここでも悶々していました。
施設は、母のためを思って色々やっていただくのですが、それが自立を妨げる介助になっていることを、ご存じないのかも知れません。
施設には申し訳ないのですが、めちゃくちゃ高級な真綿で包まれて、ただ電池切れを待つようなそんなふうに見えてしまい、私たち家族は歯痒さを感じました。
元気ならいいんです。元気をキープしてるなら。でもたかだか3ヶ月で、こんなに母が急変してるのに、それを「仕方がない、それを見守るのが施設だ」と言うならば、ここまでお金を掛ける意味と、近頃ずっと考えていました。
施設は、母のやろうとしていることを、母がやる前にどんどん手を出して下さいます。
以前、本当にそのあり方を考えていただきたいと施設に相談し、だいぶご理解いただきました。
ただ、携帯電話の出方を都度都度母に説明していますが、結局、日常では施設の方が電話に出てしまうので、携帯電話の操作方法を忘れています。
在り方の根本が変わらない限り、イタチごっこです。これって意味あるのかなかと。
このままでは母はどんどん悪くなります。目の前でここまで悪くなっているを、そのままにはできません。
そしてお金はものすごくかかります。お金は有限、介護って本当に難しいです。