六角レンチ

六角レンチ( https://twitter.com/_6kaku_ ) / 24601 / Carpe Diem / Seize the Day / 素敵な君であれば、10年待っていますから。

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最近の記事

過去の自分が殺しにくる

僕が尊敬してやまないフォロワーに、中学2年生の女子学生がいる。彼女の投稿について、非常に考えさせられたので備忘録的に文章を書いてみたい。ちなみに、この文章は彼女の考えに何か意見があるわけではなく、彼女の考えをきっかけに、「保険をかける」という考え方の癖とその弊害を忘れないための文章となる。 彼女の投稿内容は、「学歴厨」という言葉が受験勉強に対する努力を過小評価しているというものだった。特にインターネットにおいてという前提がつくだろうが、「難関大学以外は大学にあらず」というよ

    • 黒い羊をめぐる冒険

      ホワイトボードに営業成績を書いて、従業員のやる気を上げようとする方法って昔からあるけどさ。あれって意味あるの?あれでやる気になる奴って成績上位者の10パーセントぐらいで、他の奴らは大概諦めちゃってるんじゃない?もう殆どが養分というか見世物だよな。 でも、組織としては上位10パーセントの優秀層に頑張って貰えればOKなのかもな。もしそういうマインドでマネジメントしているなら、なんだか中世みたいだけど、これが営業組織を運営するには必須のマインドなのかもね。人間としての尊厳を奪って

      • 好きなことってあるのかな?

        今の新卒ってやっぱり好きなことを仕事にしたいのかな?もちろんそれは悪いことじゃないけど、好きなことだけ出来る仕事ってあるんかな? 例えば、YouTuberになりたいとしよう。でも、そういう人が地味な編集作業をしたいかっていうと違うよね。人気者になって、簡単にお金を稼ぎたい、ブランド物を買い揃えたいって気持ちはあるけど、表に出てこない仕事は嫌なはず。 これはYouTuberに限らずどんな仕事でもそうだよね。夢が叶ったように見える人だって、しんどい仕事をしているんだよね。あの

        • リスペクトしよう

          ついに新入社員が職場に来ちゃったよ。ということで、今日はお互いをリスペクトしましょうという話をしてみたよ。詳しく書いていきたい。 まずは、僕が知っていること、みんなに伝えられることは専門分野のごく限られた知識と経験だけで。だから当たり前だけど、みんなが知っていることを僕は知らないことを伝えました。例えば、みんなが好きなことを僕は全く知らない素人だけど、仕事の話はみんなよりも知っているってことね。 で、その上で、お互いの知識や経験をリスペクトしようと話しました。僕だって、み

          ああそうなんだ!を奪わない

          今日は分かった振りをしていた仕事に向き合いました。人間って凄いことに、よく分かってなくても出来ちゃうことってあるよね。例えば、自動車の駐車って何となく出来るけど、なぜこっちにハンドルを切るとこう曲がるのか説明するのって難しいじゃないですか。このように僕には感覚で誤魔化してきた仕事が沢山あります。 この誤魔化してきた仕事を、もう一度紐解きながら理解するのって本当に気持ち良いんだよね。これは別に仕事に限った話ではなくて、趣味やスポーツにも当てはまる。ああそうなんだ!って腑に落ち

          ああそうなんだ!を奪わない

          アルファベットと右左

          僕は英語の紙辞書を引くのが苦手です。その原因はアルファベットの順番を覚えていないから。正確に言えば、覚えてはいるけど直ぐに出てこないんだよね。例えば、MとP、どちらが先か即答できない。だから、本当に恥ずかしい話なんだけど、アルファベットの歌を頭の中で歌わないとダメなんだ。もちろん、アルファベット順に並べるのも時間が掛かる。 で、これが何を意味するかというと、辞書を引かなくなる。その結果、英語が分からなくなっていくんだよね。今は電子辞書があるし、何ならGoogle翻訳があるか

          アルファベットと右左

          恥ずかしさ

          管理職になると、部下がチームのやる気を高めるための講習なんかを受けるよね。例えば、リーダーシップの教科書には「部下にビジョンを示せ!」みたいな話が書かれているんだけど、個人的にはハードルが高いんだよね。部下をランチに誘って、ご飯を食べながら夢や理想を語るのって、結構キツいよな。というより、大概は難しい。 もちろん、海岸をとめどなく歩く関係や防波堤でビールを飲む関係になれば、ぽつぽつと夢や理想について語れるだろう。でも、お互いの関係性が浅く、「あいつこんなこと真面目に語っちゃ

          恥ずかしさ

          部下との付き合い方①

          どうも六角レンチです。 僕の仕事は、上司がプロジェクトを持ってきて、部下たちがそれに取り組むスタイルとなっています。つまり、上司は出来るだけ面白い仕事を見つけてくることがタスクとなり、部下たちはそれを実行していくことがタスクになるわけですね。 ただ当たり前ですが、部下たちはプロジェクトを見つけてくるプロセスを知らないわけで、意識のギャップが生まれます。例えば、上司が何度もクライアントのもとに通い、何とか実施にまで結びついたプロジェクトを、部下が中途半端なレベルで取り組む感

          部下との付き合い方①

          新入社員との付き合い方①

          どうも、六角レンチです。 これから書くことは、一般化されたものでは決してなく、あくまでも職場における僕自身の苦悩の痕跡です。言わずもがな、多くの誤解や思い込みを含みます。でも、そういった傲慢さを書きたいんだよね。村上春樹だって「文章を書くことは自己療養の手段ではなく、自己療養へのささやかな試みにしかすぎない」と言っているわけで、キレイに取り繕ったのなら自己療養にはならないよね。 ===== さて。僕の仕事のひとつには、新入社員同士を仲良くさせるというタスクがあります。会

          新入社員との付き合い方①