もしかして、貴方は・・・
ちょっと前に、通りがかりのLOFTで西光亭のくるみクッキーに出合って購入したことを書いた。
きのうは出先で飲み物を求めて入ったコンビニエンスストアのレジ横に、これを見つけた。
『横濱ハーバー(ダブルマロン)』だ!
横浜のお菓子である。こんなところ(地方のコンビニエンスストア)で貴方に会うなんて、とおもいながらクッキーのときと同様に思考が発動する間もなく購入した。このお菓子をずいぶん前に、お土産にもらっておいしかった記憶があった。
トナリに『黒船ハーバー(ショコラクルミ)』も並んでいたのでもちろん購入。黒船ハーバーは食べたことがなかったし、チョコとクルミは相性がいい。期待も大きかったけれど、やはり味わいと知名度においてダブルマロンには敵わない(個人的な意見です)。
横浜のお菓子では他に、馬車道十番館の『ビスカウト』がすき。といったって食べたのは2度ほどなんだけれども、これはお菓子のかたちも味の満足度も大きいとおもっている。包装紙やロゴのデザインもよろしい。
普段はもちろん思いだすことはないけれど、こうやって書きだしてしまったことでイメージがわいて、食べたくなってきた。誰か持ってこないかなあ。
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誰か持ってこないかなあ、そう書いて、お菓子とはぜんぜん違ったトピックスになってしまうけれど、シンクロニシティ的出来事について書く。
きのう外海に行く用事があった。直前に、事務所の人間とここ最近外海地区をはじめとした各所でイノシシが出没する話題をした。そこから広がって、五島などでも色んな野生動物に出合う話や、市内中心部である大浦地区なんかでも毛虫やヘビといった生物がいるのだという話題なんかもした。
外海に着いてみると、教会の敷地にイノシシが土を掘ったあとがみられた。当番のオグシさん(仮名)と業務的雑談と、最近のイノシシ事情などを話していたところ、ガサガサという音がした。さっと振り向くとそこには、だいぶ大人のイノシシがいた。大人イノシシは、我々から5メートルほど向こうを、道を横切るかっこうでよっこらせと渡って茂みにかくれ、見えなくなった。
写真を撮りたかったけれど、イノシシの姿を認めてすぐにオグシさんがさっと手で私の動きを制した。私よりも日常的にイノシシに遭遇する機会の多い人が危険と判断してそうしたのだ。そういう場合の正しい態度として、不動の姿勢をまもった。
イノシシの気配が去ったのを確かめつつまた雑談にもどり、季節的にマムシも出るようになったことなどを聞いてからその場をあとにし、駐車場に向かっていたら今度はマムシに出合った。
写真を撮りたかったけれど、石垣をぬるぬる動くためピントも合わせづらいし石垣とマムシは同じ色をしている。もたもたしてたら石垣の隙間に入って見えなくなってしまった。残念。
話題に出すと出合うというのはときたま起こる現象で、このイノシシとマムシはとても象徴的だった。だからというか、馬車道十番館のビスカウトのことも期待を込めてしっかりとイメージしつつ記しておこうとおもった次第。
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『横濱ハーバー(ダブルマロン)』、お菓子の表裏を間違えて撮ってしまっているのはご愛嬌(ショコラクルミ画像が正しい姿)。
こうやって思いもかけず遠くのお菓子に出合えるのは愉快ですね。ごちそうさまでした。
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今日の「マロン」:明日の手土産は栗饅頭にしようかなあ。