【5か月ゆる勉】応用情報技術者試験のべんきょうきろく
IT資格ゼロから応用情報技術者試験に一発合格することができたので、勉強記録を残していこうと思う。
受験を決めたのは2020年5月半ば。もともと7年目でIT資格ゼロであることに不安を感じていたのと、コロナの影響で平日はリモートワーカー&休日は外出自粛で時間に余裕ができたことから挑戦することに。初のIT資格に応用情報を選んだ理由は年齢が合格者平均(29歳)と同じだったから。
経歴・受験前の知識レベル
学歴
学部卒の情報系専攻なので基本情報にある内容はさらっと学んでいるはず。
が、残念ながら当時学んだことはあまり覚えておらずほぼ学びなおし。職歴
新卒でメーカーの社内SE。3年間SharePointのポータルサイト運用/展開やインハウスの簡単なメンテを担当した後、ServiceNowの運用/展開に従事し4年目。各科目の知識レベル
全体的に学生時代の講義で学んだ記憶だが、業務でガッツリ経験している分野は少なかった。セキュリティ:スポット的にセキュリティ監査の仕事を手伝ったことがある
ストラテジ:経験なし
プログラミング:学生時代の講義で学んだ&入社研修で学んだが、自分でゼロから構築した経験なし
システムアーキテクチャ:学生時代の講義で学んだが、あまり理解していない
ネットワーク:学生時代の講義で学んだが、あまり理解していない
データベース:SQLでデータ抽出や簡単な変更ができる
組込みシステム開発:経験なし
情報システム開発:入社研修で学んだ程度、上流工程の経験はあり
プロジェクトマネジメント:参画経験はあるが主体になったことはない
ITサービスマネジメント:ServiceNow導入でITIL知識あり
システム監査:スポット的にセキュリティ監査の仕事を手伝ったことがある。ServiceNow導入時にも少し学んだ。
勉強に使った参考書とWebサイト
以下3つを使用した。
①応用情報技術者試験ドットコム
午前・午後ともにこちらのサイトをメインで利用。
②応用情報技術者 合格教本
午前対策のサブ教材として利用。過去問道場で分からなかった用語は合格教本でセクションごとさらっと読む、といった使い方をした。
③応用情報技術者 午後問題の重点対策
当初は午後の教材無しで挑もうとしていたが、過去問の正答率が上がらずラスト1カ月で焦って購入。
午前の対策
午前問題は4択 80問で、午前問題の約半分は過去問から出題される。とにかく「応用情報技術者試験ドッコム」で過去問をこなすことがキーとなる。
今回は過去10回分解き、1周目は試験回を指定するモード、2周目以降は不正解だけを出題するモードを使った。
間違えた問題はサブ教材「合格教本」を読み理解を深めた。
それでも何度も間違えてしまう場合は、過去問道場のチェック機能を使い試験直前に叩き込んだ。(もはや理解していないがとりあえず答えを暗記。勉強の意味ないやんって感じだが、とりあえず合格するため。)
午後の対策
分野選択
午後問題は記述式で、11分野から5分野(うち情報セキュリティのみ必須)を選択する。
専門分野がないわたしは、とりあえず全分野1年分を解いた上で対象を絞っった。データベースとサービスマネジメントは業務で利用していたため割と解けたが、他はまちまちだったため国語力で解けそうな分野や問題文が読みやすい分野を勉強することにした。(逆に他の分野は分からなすぎて問題文を読むのが辛かった)
特定年度だけ難易度がぶち上がることもあるので自信がない方は選択肢を増やしておくことをお勧めする。わたしは以下7分野を勉強することに。
情報セキュリティ:必須
経営戦略:年度によっては国語力で解ける
データベース:業務でSQLを利用していたので割と解ける
組込みシステム開発:題材が身近で問題文が読みやすい
情報システム開発:題材が上流工程で読みやすい
プロジェクトマネジメント:年度によっては国語力で解ける
サービスマネジメント:現業務領域なので割と解ける
学習内容
まずは、IPA公式に掲載されている過去問7回分 +「午後問題の重点対策」掲載年度の過去問を解き、以下のように優先度付けをして2周した。(結果として、優先度③は全く復習する時間がなかった)
優先度① 正答率7割未満の分野:情報セキュリティ、プロジェクトマネジメント ➡ 6割とれるレベルを目指す
優先度② 正答率7割以上の分野:データベース、サービスマネジメント ➡ 満点を目指す
優先度③ 不得意/年度によってばらつく分野:経営戦略、組込み、情報システム ➡ 当日の問題の相性が良いことを祈る☺
※公式には配点がないため正答率は自己配点
学習スケジュール
ざっくりスケジュールはこんな感じ。
・1-2ヶ月目:午前対策として過去問5回分を実施
・3-4ヶ月目:午後対策として過去問6回分を実施+午前対策を継続
・5ヶ月目 :午後の追加演習+本番想定で試験実施
以下に詳細を記載していく。
5月~7月:午前対策
最終的に午前の過去問は10回分解いたが、最初はやる気がおきず。とりあえず過去問道場で5回分を解説もろくに読まずゲーム感覚で1周。この時点の正答率は50%。
2周目以降は不正解だった問題のみ正答率100%になるまで繰り返し解いた。ここで解説を読んだり、理解を深めるために合格教本を読んだ。
わたしはのんびりしてしまったが、集中すればもっと期間を短くできるはず。
8~9月:午後対策 + 隙間時間に午前対策
午後の過去問は、全分野で1回+絞った7分野で5回(計6回分)をまず解いた。(平日は仕事後に演習1問/休日は2,3問くらい実施)
なかなか正答率が上がらなかったため「午後問題の重点対策」を購入し午後問題の解説を読み込む。並行して午前問題をさらに5回分進めた。
10月:午後対策 + 予行演習 + 用語詰込み
午後の過去問を1周した後は、前述の優先順位で2周目に。休日は時間を測り、当日と同じ2時間半で問題を解く練習をしていた。
最終週は、直近の過去問1回分で午前午後の予行演習をし、集中力継続と時間配分の確認などを行った。また午前でチェックした問題や情報セキュリティの攻撃名などは、Excelに用語集としてまとめ最後に叩き込んだ。(Google Driveにアップし、試験会場でもスマホで確認していた。)
おわりに
「ゆる勉」と書きながらもゆるかったのは最初の数ヶ月で、終盤は焦りから平日も休日も勉強していた。ゆるくないやん。正直外出自粛生活がなければ受かっていなかったと思うが、なんとか合格。やったぁ~。
参考になったかよくわからないけども、これから受験するという方は是非頑張ってください☺!
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