朔風葉を払う - 冬・小雪のこよみ -
朔風払葉 | きたかぜ このはを はらう
11月27日〜12月1日頃
- 冬の七十二候 -
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北風が木の葉を払いのける時季のこと。
「朔風」とは北風を意味します。
秋の紅葉に彩られた景色も、ここからはだんだんと木々から葉も落ちていきます。
植物も、動物も
そろそろ本格的に冬の準備、だね。
写真はご近所の柿の木。
うちのまわりには、柿や山茶花がいっぱい。
私もそうですが、何代か前からこの土地に
住んでいる方が多く
近所には、日本人に馴染みのある木が
たくさんあるんです。
松、竹、梅、桜はもちろん
柿、山茶花、椿、金柑、ざくろなども。
住宅地でありながら自然豊かな土地で
育ってこれたことに、感謝しています。
旬の白菜や蓮根がおいしい季節。
鶏肉も身体をあたためてくれるので
冬の養生によいですよ。
寒い季節、冷えやすい方は
上半身にたくさん着込むのではなく
足首や下半身を暖かくしてみてね。
冷えはまず足元から。
どなたも、北風に負けない心身を。
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日本の季節感や暦が
昨日よりもちょっと身近に感じられるような
noteを…。
二十四節気・七十二候にあわせて
更新しています。
四季のうつろいを楽しみ、暮らしを愛おしむ。
せわしない日常の中で
自然の流れを、つと感じてみること。
こんな世の中だからこそ
大切にしたい感覚です。