楓蔦黄ばむ - 秋・霜降のこよみ -
楓蔦黄 | もみじ つた きばむ
- 秋の七十二候 -
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季節は11月。
二十四節気でいうところの「霜降(そうこう)」。
朝晩冷え込むようになり、
霜が降りるころのことをいいます。
なかでも、新暦のおよそ11月2日(つまり今日ですね!)〜6日ごろは、古くから
「楓や蔦など草木が黄葉(こうよう)する」時季とされてきました。
家のまわりの木々も、気づけば
だんだんと黄色くほんのり緋色になっていました。
まっかな紅葉も、もうすぐかな。
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日本の季節感や暦が、
昨日よりもちょっと身近に感じられるようなnoteを、
これから折りに触れて
書きとめていくことにしました。
二十四節気・七十二候・季節の行事など…
日本(というかもともとは中国だと思いますが)の
暦には、実にこまやかに季節の変化が
記されています。
私はこうした日本人の感性や風土文化的なものが
小さい頃から大好きです。
四季のうつろいを楽しみ、暮らしを愛おしむ。
それがひいては、周りの人たちを大切に想い、
自分を慈しむことにもつながっていくと
私は思っています。
時間の流れが特に早い昨今。
突然の天災や、季節外れの気候変動など
四季もへったくれもないような年が続いています。
だからこそ
“今”しか感じることのできない
空気に
風に
匂いに
動植物たちに
空に
衣食住に
ちょっと目を向けて
楽しむ気持ちを、忘れないでいたい。
そんな想いをもって
私なりの視点から、季節の歳時記を
紡いでいこうと思います。
「こころ からだ くらし を慈しむ十二か月」
として
マガジンにもまとめていくことにしました。
まだ手探り状態ですけど… ずっとやりたかったことなので、更新続けられるよう頑張りたい…!
一緒に日々を愉しむつもりで
読んでもらえたら嬉しいです!