栄養療法 三石巌先生のこと
日本オリジナルの栄養療法は色々ありますが、
私がやっている栄養療法は、
三石先生という方の理論に基づくものらしいです。
(鉄茶を教えてくれた野中先生とは、また別)
三石先生のことを知ったのは、
藤川徳美先生という方の
Facebookへの投稿がきっかけだったと思います。
この藤川先生という方は、
広島県のお医者さんで、精神科医ですが、
栄養療法で、たくさんの患者さんを治しています。
藤川先生は、精神科医として、
お薬を否定しているわけではなく、
ただ、どうにも…メンタルの病気が、
「寛解」といって、症状が落ち着くことはあっても、
薬で「完治」していかないことを
真剣に思い悩まれたみたいです。
失礼なことを承知で敢えて言いますが、
普通の精神科医は、
患者が完治しないからって、
真剣に「完治させたい」なんて、考えないと思う。
だって、患者さんが治らないってことは、
お医者さんにとって、半永久的な
「飯のタネ」が確保されているってことだから。
それを
「何とか治せないか」って、
本気で模索してくれたってことが
私のようなうつ病患者には、
本当にありがたいです。
で、藤川先生が、
治療法を探る中で、
「再発見」したのが、
三石巌先生の栄養療法
でした。
三石先生は、1901年生まれなので、
今生きておられたら120歳以上…
当然、故人です。
三石巌
1901年東京生まれ。
東京帝国大学理学部物理学科卒
医学に興味をもったのは、還暦から。
分子生物学に基づいた、
「分子栄養学」
を提唱。
三石巌先生の栄養学は、「分子栄養学」というそうです。
1997年1月死去。
だから、96歳?ですかね。
亡くなる2週間前まで、
恒例だった年末年始の
雪山スキーを楽しんでいたそうです。
マジ、あこがれる。
私の祖父母も、90代で
四人のうち、三人が亡くなっているので、
わたしも多分長生き。
だから、本当に死ぬまでピンピンして
鍼灸師の仕事、
続けていたい。
もうね、三石先生が、死ぬまでスキーで
ヒャッホーしていたってことだけで、
私は、うつ病じゃなくても、
分子栄養学をやる理由になる。
ごめん。余談だった。
三石先生は、年齢相応に、糖尿病
(本人曰く、重度)
白内障の持病があったんだけど、
遺体は健康体のものだったとか。
94歳の時、「筋肉年齢が50代」って
お医者さんに言われたんだって。
糖尿病を抱えていたと言っても
合併症の、腎症、網膜症なんかはなし。
認知症もなくて、現役だった頃より
退職してからのが、いっぱい本書いたみたい。
三石先生の栄養療法の理論は、
・高タンパク
・高ビタミン
・活性酸素の除去
三石先生自身は、お医者さんではなかったけれど、
藤川先生はお医者さんで、
現在も、たくさんの方が、
藤川先生が紹介してくれた栄養療法のおかげで、
健康を取り戻している。
私自身も、今、一生懸命取り組んでいるところです。
栄養療法、私のねらいは、
・うつ病と完全に縁を切ること
・虚弱体質からの脱却
・ダイエット(大事)
そして、私の患者さんにも、
健康の土台として、
栄養療法を伝えていきたい。
なにせ、
「からだは食べたものでできている」
から。